青春18きっぷで土気から鹿児島まで行ってくる旅(その2)

 JR全線普通列車が乗れる「青春18きっぷ」での長旅を以前から目論んでいたのだが、とうとう旅立つ日が来た……。連休を取って4泊5日で行ってきた「青春18きっぷで土気から鹿児島まで行ってくる旅」の紹介です。
 2日目は日本最長距離を走る普通列車(
)に乗って九州を目指します。

青春18きっぷで土気から鹿児島まで行ってくる旅(その1)へ

【2日目】
岡山 6:57発

↓山陽本線1725M普通
↓(糸崎から337M
↓ 岩国から3341M)

下関 14:21着
2日目は今回の旅の目的の一つでもある「岡山発下関行き」に乗車。岡山を6:57発、下関に14:21着、走行距離384.7km(営業キロ)の日本最長距離を走る普通列車(夜行列車除く)だ。

数年前までは1日何本かは運行があったのだが、ダイヤ改正で数を減らし今ではこの1本のみ。これではいつなくなるかわからないので早めに乗っておきたかった。
※追記・・・予想的中、この翌年3月のダイヤ改正で岩国行き(乗換)となったため本列車は現在運転されていない。

発車5分前だが、土曜だったので人も少なく静か。
車両は115系?の7両編成。中はリニューアルされ新しく明るい雰囲気。ドアが閉まる時プシューとも何とも音がしないし半自動でドアは閉まっていたのであっけない発車だった。
西阿知〜新倉敷間。日が出て明るくなってきた。
尾道は海沿いを走る。
岡山から1時間半、糸崎に到着。ここでは12分停車し後ろ3両を切り離し4両編成に。その間に貨物列車に抜かされた。
三原を過ぎると山の中へ。本郷〜河内間ではやたらと高い橋をくぐる。最近できた広島空港へ向かう道らしい。
入野付近。この辺りはうっすら積雪。白市あたりから広島方面への客が増え始める。西条でかなり混雑し、難所として知られる八本松〜瀬野間の峠越え。
岡山から3時間、広島に到着。多くの客が入れ替わったが立ち客は減らない。岩国までの区間で徐々に減っていった。
10:51、岩国に到着。時間的には岡山から半分を過ぎた。ここでは18分停車。岡山で朝刊を買うのを忘れたので改札外の売店へ。テレビ欄に目をやると山口は土曜の10時にサザエさんをやっていて、しかもそのあとにポケモン。世界観ギャップありすぎでずいぶんハードだな。
ちょっと疲れてるような音楽に合わせ岩徳線の列車が入ってきた。折り返し岩徳線回りの徳山行きになる。
下関行きに戻る。後続の岩国行きから接続を取り11:09発車。
藤生のあたりかと思う。再び海が近くなった。朝買っておいたパンで昼食とする。
柳井。13分ほど停車。山手線の発車メロディーの曲にのせて貨物列車に2本も抜かされた。このあたりは同年夏の瀬戸内一周の際にも乗ったので久しぶり感があった。
車両工場があることで有名な下松。何か見えないかなあ〜と思っていたところ新型のスーパーひたちが側線に。これから東京へ向け輸送されるところだ。

岡山から5時間、12時を過ぎて徳山。不思議なことにさっき岩国で停まっていた岩徳線が先に到着していた。実は岩徳線のほうが距離が短く、しかも自分は柳井で13分停まっていたので先に行かれていたのだ。このあたりは人が増えたが、防府で結構降りていく。

13:15に新山口。新幹線停まるのに随分と田園風景だった。下関まで1時間を切った。

宇部、厚狭を過ぎ新下関。景色もだいぶ街になってきた。7時間24分に及んだこの列車との付き合いももうすぐ終わる。
14:21、終点下関に到着。反対のホームには小倉行きが待っておりすぐに発車していった。私はこの後の小倉行きで九州へ入る。
    長旅お疲れ様でした。
と思ったらこの車両の仕事はまだ終わらない。またおよそ5時間かけて呉線の広まで戻るのだ。車両運用の関係だろうが、いや大変だ。14:29また東へ向かって折り返していった。
反対側のホームには早岐行きの表示。なかなかのツワモノでこちらも5時間ほどかけて走る。
改札口にある幕式列車案内板をカメラで写して改札内の別の場所で映している変わった案内表示。これで経費節減か。
次の列車まで30分。外に出てみた。
写真は改札口付近。さすがフグの町。天井からフグが出迎えてくれた。
下関 14:53発
↓山陽・鹿児島本線
↓5179M普通
小倉 15:08着
 
いよいよ関門海峡を抜け九州へ。車両はここからJR九州に。海峡トンネルは5分くらいで抜け、あっという間の九州入りだった。
すんなりと小倉到着。土気から1日半を過ぎて九州上陸。
  時間はそんなになかったが一度改札の外へ。小倉駅はモノレールがビルの中に乗り入れJRの改札の前に停まる。とっても都会的。
小倉 15:26発
↓日豊本線2559M普通
中津 16:33着 
小倉からは日豊本線中津行きに乗り換え大分方面へ。車両はさすが九州、とりあえず派手だ。だがここから既にワンマン、人員削減にも必死のよう。
小倉発車時点ではそれなりに乗っていた。苅田では特急に抜かされる。
中津 16:47発
↓日豊本線645M普通
柳ヶ浦 17:04着 
中津ではまた特急が先に行き、そのあと始発の普通宇佐行きが入ってきた。2両編成。
20分ほど乗りさらに柳ヶ浦で後続の大分行きに乗り換え。暗くなってきた。この辺りの普通列車は主要駅で運行が分断され、しかも終着駅で始発に接続するようなスタイルではないので結構時間も食う。
ここでも特急が先発。
柳ヶ浦 17:28発
↓日豊本線651M普通
中山香 17:48着 
九州は車内にもこだわる。座席が一人分ずつ独立していて窓がないところには枕が。小倉から乗った813系はドア付近のつり革が円形に配置されていたが、みんなで見合いながら乗るのか?
柳ヶ浦発車時点で乗客は私を含め2人。
後続に乗り換えるため、中山香(なかやまが)なる、申し訳ないが今回初めて存在を知った駅にて下車。「駅員いるのかこの駅?」と思ったが一人いた。「どこまで行くの?」と聞かれ、「津久見」と答えると「ひゃ〜」みたいな顔をされた。
中山香 18:12発
↓日豊本線4659M普通
津久見 20:07着
折り返しの佐伯行き。大分方面からの客は結構乗っていた。これで今日の泊地、津久見へ。ここでまた特急に抜かされる。大神「おおがみ」じゃない、日出「ひで」でもない、言われれば読めなくないけど言われないと読めないような駅名が続く。まあ土気もそんなもんか。
別府、大分を中心に混雑。大分を過ぎてからがなかなか減らず、津久見の一つ手前の臼杵で結構降りた。車内自動放送の「みうすき」の独特なイントネーションが頭から離れない。
岡山から13時間、津久見に到着。こんな時間でも「なごり雪」が静かに流れていた。