青春18きっぷで土気から鹿児島まで行ってくる旅(その3)

 JR全線普通列車が乗れる「青春18きっぷ」での長旅を以前から目論んでいたのだが、とうとう旅立つ日が来た……。連休を取って4泊5日で行ってきた「青春18きっぷで土気から鹿児島まで行ってくる旅」の。
 3日目はトラブルもあったが、九州を横断し一気に反対側へ。

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【3日目】
  3日目。ここまで来たんだからあとは南に向かって……というのも考えたのだが、今回の行きたいところを4泊5日で効率よく回るには無理だったので、大分へ戻り内陸を通っていく。
「なごり雪」を聞くため、まだ日が昇る前の津久見駅へ。詳しくはこちら
津久見 8:45発
↓日豊本線4530D普通
大分 9:51着
8:45発の大分行きで大分へ。電化されてるのにディーゼル1両。次の臼杵で席は埋まり終始混雑。
大分 10:13発
↓豊肥本線4430D普通
豊後竹田 11:32(12:42)着
大分からは豊肥本線に乗り換え熊本を目指す。乗るのは写真右の黄色い車両、豊後竹田行き。

菅尾で特急と交換。しかしこの先の豊後清川でポイント故障が発生、特急が止まっておりこの列車も先に進めないとのこと。
しばらくして下り線での運行が可能ということで、遅れていた特急が通過後14分遅れで発車。だが次の三重町到着後やっぱりダメということで、結局処置が終わるまで同駅で1時間近く停車。旅行客はほとんど降りタクシーに乗ったよう。

もともとこの日は行程に余裕があったので気長に待ち、停車中に大分で買ったとり天弁当を頂く。
豊後竹田 14:26発
↓豊肥本線2424D普通
宮地 15:08着
結局豊後竹田には70分遅れで到着。ここで3時間取ってあったので行程には影響なかったが、入ろうと思っていた温泉は諦める。
ここからは普通列車は1日5往復の閑散区間。宮地行き1両編成に乗る。乗客はさっきの列車でも見かけた方、観光客がほとんどで5〜6人だった。
熊本県に入り、途中の波野駅は九州でもっとも標高が高い駅。看板がいろいろ立っていた。 
トンネルや山の間から見える素晴らしい車窓。結構とんでもないところを走っていた。波野を過ぎると一気に標高を下げていく。
宮地に到着。ここでは1時間待ちなので外をぶらぶら。 
  阿蘇山は雲に隠れる。 
熊本の携帯ショップはこうでもしないと儲からないのだろうか?
宮地 16:04発
↓豊肥本線440D普通
肥後大津 17:08着
駅に戻る。肥後大津行きのキハ40形が入線。地元のハイキング団体で2両編成の席は埋め尽くされ発車。
車内放送では観光案内もしてくれる。進行左側に阿蘇山を望みながら走る。 
肥後大津へ向けさらに標高を下げていく。途中の急勾配区間はゆっくりしたスピードで坂を下る。立野のスイッチバックも堪能。
立野では10分ほど停車、その間に南阿蘇鉄道が到着、乗り換え客も乗ってくる。 
肥後大津 17:10発
↓豊肥本線1472M普通
熊本 17:47着
肥後大津では隣のホームで今日初めての「電車」、熊本行きが待っておりすぐ発車。次第に周りも街になり人も増えてきた。
熊本到着は17:47、「0B番線」って……。新幹線開業で湧く熊本の駅は新装され明るかった。9時間の九州横断だった。