●今回の旅の精算
ということで6日間かけて四国一周をしてきたのだが、はたしてどれだけ安く行けたのか。
今回の交通費 |
正規で購入した場合 |
日本旅行 フリープラン
「サンライズ瀬戸・出雲号セットプラン」
・「ビジネスのぞみ号セットプラン」
東京都区内-高松・松山-東京都区内
高松築港-志度(ことでん)
志度-鳴門(乗車券)
志度-池谷(自由席特急券)
鳴門-徳島(乗車券)
徳島・室戸・高知きっぷ(徳島発)
四万十・宇和海フリーきっぷ
(片道タイプ自由席用・高知→松山) |
33,600
(宿代相当
を除く)
430
1,090
520
360
4,980
4,940 |
東京都区内-海部(乗車券)
東京-高松(特急・寝台券B個)
高松築港-志度(ことでん)
志度-池谷(自由席特急券)
池谷-鳴門(乗車券・往復)
徳島-阿南(自由席特急券)
海部-甲浦(阿佐海岸)
甲浦-岬ホテル(バス)
室戸岬-平尾第一(バス)
平尾第一-奈半利(バス)
奈半利-宿毛(土佐くろ・JR)
高知-中村(自由席特急券)
宿毛-宇和島(バス)
宇和島-東京都区内(乗車券)
宇和島-内子(自由席特急券)
内子-松山(自由席特急券)
松山-岡山(特急券・乗割)
岡山-東京(特急券のぞみ) |
12,570
10,800
430
520
440
320
270
1,430
600
840
4,310
1,590
1,800
13,220
1,180
520
1,450
6,860 |
計 |
45,920
(円) |
計 |
59,150
(円) |
運賃・料金は2015年3月現在。特に記載がないものはJR線。
一周行程から外れる交通機関(徳島バス・とさでん交通など)については含んでいない。
土気〜東京については別途有効な乗車券を用意した。特急料金は通常期で算出した。 |
差は13,230円。1万円以上の差を出すことができた。
ちなみに、この2年前に発売され破格の安さだった「四国たびきっぷ」を使った場合とも比較してみた。
※「四国たびきっぷ」…東京都区内からの往復と四国フリーエリアのセット。岡山までは新幹線指定席が利用可。フリーエリアは岡山からの瀬戸大橋・宇野線とJR四国・阿佐海岸・土佐くろしお全線で、特急自由席が利用可。5日間有効で大人35,000円。これは当時の東京〜岡山の「のぞみ」指定席往復に、わずか3,320円プラスした額に相当した。現在は名古屋市内発のみ発売。
「四国たびきっぷ」を
利用した場合 |
四国たびきっぷ
高松築港-志度(ことでん)
甲浦-岬ホテル(バス)
室戸岬-平尾第一(バス)
平尾第一-奈半利(バス)
宿毛-宇和島(バス)
|
35,000
430
1,430
600
840
1,800
|
計 |
40,100
(円) |
「たびきっぷ」の値段は2014年の消費増税前のものなので、今現在の値段で考えるともう少々高くなる。
今回の旅行は1日車中泊を含む6日間の行程だった。「たびきっぷ」は5日間有効で往復は新幹線しか利用できなかったので、まったく同じ行程では使えないが、日本旅行セットプランで行きに東京から高松まで新幹線+普通を利用した場合、往復で27,000円、交通費合計では39,320円となり、松山から特急指定席を利用するのにもかかわらず「たびきっぷ」より780円安くなる。
サンライズ瀬戸の寝台料金は7,560円(B寝台個室シングル)なので、40,100円に約5,800円プラスして寝台を使えると考えれば、今回のきっぷの組み合わせは「たびきっぷ」にも勝るものといえるだろう。 |