片道乗車券で東九州縦断の旅(その1)

 2015年、九州内で駅メロが増えたことで、それらを制覇すべくいろいろ計画を練ってみたものの、一回の旅行では日数がかかり過ぎてとても困難。そこで旅行を2回に分け、前編として日豊本線沿線を中心とした九州東側の駅を巡る行程を組んだ。元々の目的から8割方は駅メロ巡りとなってしまい、これにふさわしい企画乗車券もなかったので、今回は片道乗車券を途中下車しながら使うこととした。割引はないが、途中の色々な駅で降りれば、出発地から目的地までただ乗り通すよりもお得感は十分ある。
 3泊4日「片道乗車券で東九州縦断の旅」の記録。

【1日目】

羽田空港 8:15発
↓JAL687便
宮崎空港 9:55着
今回は行き帰りに飛行機を使う。飛行機はあまり乗り慣れないので、無難な大手JALのダイナミックパッケージで宿とセットで予約。合計3万円ちょっとで費用を抑えられた。
この日は台風18号が東海地方に上陸する予報が出ており、運航に影響しないか心配だった。しかし前日の運航見込みでは「影響なし」。羽田を定時で出発し、大した揺れもなかった。影響のある地域で離着陸せず、雲の上を飛んでしまえば関係ないのだろうか?
羽田から1時間40分、宮崎空港に到着。台風の影響で暗い空だった東京とはうって変わっての快晴。気分も高まってきた。
  宮崎空港駅はターミナルビルすぐ横にある。地方空港というと、どうしても辺鄙なところにあることが多いが、宮崎はJRが直接乗り入れ、宮崎駅まで10分程度という立地の良さだ。
しかし駅は思った以上に小ぢんまりしている。電車が来ない時間帯は物静かだ。
宮崎空港 11:37発
↓宮崎空港線732M普通
宮崎 11:47着
メロディーはささっと済ませ、普通列車で宮崎へ。今回はここから門司港目指して北上する。
2両編成のワンマン列車。以前18きっぷの旅でも乗った、座席が本革の車両だ。
途中南宮崎では「ななつ星」と交換。昼前に宮崎到着。
  宮崎駅は何とも独特なデザインをしているし、駅前にフェニックスが植わっているものも、ちょっといつもと違うところに来たなぁと感じさせる。構内の郷土料理店で昼食とした。

宮崎駅の面白いところは、通路を挟んでホーム毎に改札が分かれていること。手前が大分方面のホーム、奥が鹿児島方面のホームの改札。忙しくない時間帯は2つの改札を一人の駅員で見ているので、あっちに行ったり、こっちに行ったりで忙しい。
この翌々月にはICカード導入に伴って自動改札機が設置されたが、それでもこの分離スタイルは貫いている。
 
  昼食を済ませホームに上がるとものすごい雨が。風も吹き、水しぶきでビショビショになってしまう。ネットでレーダーを見ると、このあたりだけの局地的豪雨のよう。1時間程で収まったが、電車が止まってしまわないか心配だった。
宮崎 15:35発
↓日豊本線5020M
特急にちりん
シーガイア20号
日向市 16:21着
陽も出てきてさっきの大雨はどこへやら。
15:35発の特急にちりんシーガイアに乗り込む。宮崎空港から博多まで5時間半かけて走る、今では珍しい長距離特急だ。
車両はハイパーサルーン。どれほど混むのか見当もつかなかったが、編成中自由席の割合が高く結構ガラガラ。運転席前の座席にも普通に座れた。
高鍋を発車すると右側に海が見えてきた。

続いて都農を過ぎると右側にまっすぐ伸びる高架橋が。これを見るまで忘れていたが、ここは国鉄がリニアの走行実験をやっていた場所だ。子供の頃見た電車のビデオに出てきた赤いラインのリニアモーターカーが記憶に残る。

現在は高架上にソーラーパネルが延々と並べられている。場所の有効活用といえばよく考えたなとも思うが、保守管理も大変そう。
宮崎から1時間、日向市に到着。明るい構内、高い天井と大変立派な駅舎だ。同じ「日向」でも、駅前の一等地が自動車教習所のどこぞの駅とは大違いだ。
駅前では、2014年から新設された「環状交差点」を初めて見た。だからどうだったという感想はないが…。
「ひょっとこ踊り」のメロディーを済ませ、今日はここで宿泊。

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