若戸渡船(若松〜戸畑) 情報更新日…2019年2月28日 ※記載の内容は基本的に筆者の乗車時点のものです。最新の運行状況等をお確かめください。 |
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●基本情報
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●5段階評価
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●運行ルート(概略) |
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●鉄道駅と接続する主な発着場所とアクセス
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●乗船の記録 ○2019年2月5日(火) 若松行き(戸畑8:44→若松8:47) 全国的に渡し船が運航されているところが少なくなっている中、こんな市街地で現役の渡し船に乗れるのも珍しいだろう。洞海湾に隔たれた福岡県北九州市の若松と戸畑を結ぶ市営若戸航路。一般的には「若戸渡船」と呼ばれている。 JR鹿児島本線の戸畑駅北口から歩いて5分。若戸大橋の下にある戸畑渡場に着いた。対岸の若松はすぐそこに見えている。券売機で100円の乗船券を購入し乗船。「渡船」と聞くと風情ある手漕ぎ船のイメージが先行するが、今どきはちゃんとした小型船だ。客室はベンチシートとテレビだけ。乗客は徒歩3名、自転車1名。乗り場の発船ベルと職員の笛一声を合図に出航した。洞海湾周辺は八幡製鉄所に代表される工業地帯。直前に通った船の波を受けて少々揺れながらも、あっという間に対岸の若松渡し場に到着した。すぐに折り返し便の客が入れ替わり乗船。この時間は戸畑方面への客のほうが多いようだ。 若松はかつて、筑豊地方で採れた石炭を海外へ輸出する港町として発展したところ。現在でもところどころに当時を偲ばせるレトロな建物が残っている。徒歩10分でJR若松線の若松駅に到着。無人駅だが、待合室では立ち食いそば屋が営業し、駅弁も売っていた。 時刻表の地図ではわかりにくいが、戸畑駅と若松駅の間は直線距離で1.3キロほどで、ショートカットのし甲斐がある。航路のすぐ上に架かる若戸大橋は徒歩通行ができないので、この間の移動では渡船が最短・最安コースである。渡船のほかにも若戸大橋経由の市営バスの運行があり、こちらは運行本数1〜4本/時、所要時間約10分、運賃は270円。駅前発着なので利便性ではバスのほうが一枚上手。 |
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●補足 なし |
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●参考写真 |