駅間連絡バス・フェリーの旅

朝日バス熊谷太田線ほか(熊谷〜太田)
情報更新日…2024年9月29日
※記載の内容は基本的に筆者の乗車時点のものです。最新の運行状況等をお確かめください。
●基本情報
運行事業者 @朝日自動車
A矢島タクシー
路線名 @熊谷駅〜太田駅線(KM61系統)
AOta-Cityシャトル500
運行区間 @熊谷駅北口〜太田駅南口
A熊谷駅南口〜太田駅南口
所要時間 @A約50分
運行本数・間隔 @平日…2〜3本/時、土休日…1〜2本/時程度
A1本/時程度
運賃・料金
(大人片道)
@560円
A600円(ICカード597円)
主な割引きっぷやサービス なし
主な車内サービス なし
予約の要否 不要
全国交通系ICカードの利用可否
その他  
公式サイト @朝日自動車
A矢島タクシー
●5段階評価
項目 5段階評価 コメント
所要時間 ★★★★☆ 遠回りの鉄道より早い
運行本数 ★★★☆☆ 日中でも比較的使いやすい本数
運賃・料金 ★★★★☆ 鉄道より割安
車内設備 ★★☆☆☆ 一般的な路線バス車両
他の交通機関との接続 ★★★☆☆ 鉄道側の本数多
●運行ルート(概略)
●鉄道駅と接続する主な発着場所とアクセス
主な発着場所 アクセス
熊谷駅北口、南口 JR熊谷駅前
太田駅南口 東武太田駅前
●乗車の記録
○2024年9月28日(土) 熊谷駅北口行き(太田駅南口9:56→熊谷駅北口10:44)
 9時50分、東武伊勢崎線に乗って太田駅に到着。大手自動車メーカー「スバル」が本工場をおく企業城下町とあって、駅のつくりも立派で駅前も人通りが多い。

 今回はここ太田駅と熊谷駅を結ぶ朝日バスに乗車。群馬と埼玉の県境を挟むが、直線距離でも15キロほど。往来が多い地域のようで、日中でも平日は1時間に2〜3本、土休日は1時間に1〜2本程度の運行がある。かつては近隣の小泉と熊谷を結ぶ東武鉄道の路線が計画され、群馬側は小泉線の一部として現存するが、埼玉側の熊谷線は1983年に廃止されており、本路線もこの流れを汲み代替輸送の役割も果たしている。

 小走りでバスのりばへ向かい9時56分に太田駅南口を発車。熊谷市街へ向かう国道407号を南下していく。土曜日ということもあり途中からの乗車が多く、県境を越え熊谷方面へ向かう需要があるようだ。

 およそ20分、「古戸川岸」を過ぎると利根川を渡り埼玉県へ。ここから国道を逸れ県道341号(通称旧道)を進む。10時21分、中間地点となる「妻沼下町」を通過。かつての東武熊谷線の終点だった町で、妻沼発着の代替バスは先ほどの国道407号(バイパス)を通るが、太田駅発着の路線はこのまま旧道を走る。

 市街地を進み「さくら町通り(八木橋前)」まで来ると熊谷の中心部。10時44分、終点の熊谷駅北口に到着。運賃は560円上限となっていて割安感があり、太田からの通し客が多かった。

 今回は乗継の都合で朝日バスに乗車したが、同区間を結ぶバスとしてはほかに「Ota-Cityシャトル500」がある。太田から熊谷への直通輸送と新幹線接続に特化しており、本数は1時間1本程度で所要時間約50分、運賃は600円と互角。両者を合わせれば日中でも使いやすい本数となっており、東武一択となっている太田へのアクセスと高崎線方面へのショートカットに力を発揮してくれた。
●補足
なし
●参考写真

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