キャプテン翼 (京成押上線四ツ木駅 接近) 京成押上線四ツ木駅(東京都葛飾区)では2019年3月1日から、テレビアニメ「キャプテン翼」の主題歌「燃えてヒーロー」が接近メロディーに使われている。同作ゆかりの地をPRする駅構内の特別装飾が実施されたのにあわせて採用された。 同作は1981年から連載が始まったサッカー漫画。原作者の高橋陽一氏は四つ木出身で、作中で主人公・大空翼たちが住む「南葛市」の地名は、自身の母校である都立南葛飾高校にちなんでいるという。1983年にテレビアニメの放送が始まると国内でサッカーブームを巻き起こし、のちにプロで活躍するサッカー選手たちにも影響を与えた。 同作ゆかりの地をPRする葛飾区はこれまで、商店街にキャラクターの銅像を設置したり、少年サッカー大会の開催などで地域の活性化に取り組んできた。押上線は直通運転で羽田空港や成田空港にもつながっている。国内のみならず海外でも人気の同作の世界観を、街の玄関である同駅で楽しんでもらえるようにすることで、国内外から観光客の誘致につなげたい考えだ。完成セレモニーには、作品のファンである元スペイン代表でJリーグ・ヴィッセル神戸のアンドレス・イニエスタ選手がゲストで登場し、会場を沸かせた。 メロディーの制作は株式会社スイッチ、アレンジは福嶋尚哉氏。停車列車と通過列車で異なるメロディーが流れ、ホームやコンコースなどではキャラクターの声で案内放送が実施されている。
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