ご当地駅メロディー資料館
北総鉄道新柴又駅、矢切駅

矢切の渡しの船
矢切駅には、かつて実際に矢切の渡しに使われていた船が展示されている

男はつらいよ・矢切の渡し
(北総鉄道新柴又駅、矢切駅 発車)

 北総鉄道では2017年3月31日に、新柴又駅(東京都葛飾区)と矢切駅(千葉県松戸市)で同社では初めて発車メロディーを導入。矢切駅では同日から、また新柴又駅では8月26日からそれぞれの街にちなんだ曲を採用した。ドアが閉まるタイミングを分かりやすく知らせるとともに、利用者に愛着を持ってもらうことを目的としている。

 新柴又駅の「男はつらいよ」は、俳優・渥美清(1928-1996)主演の同名映画シリーズの主題歌。渥美が演じる「寅さん」こと主人公・車寅次郎は葛飾区柴又の生まれ育ちという設定。現在、柴又は「寅さんの故郷」として人気の観光スポットになっている。柴又にある「葛飾柴又寅さん記念館」開館20周年記念式典の開催にあわせて変更された。ただし、一般的に映画の舞台や観光地として知られているのは京成金町線柴又駅周辺である。

 矢切駅の「矢切の渡し」は石本美由起(1924-2009)が作詞、船村徹(1932-2017)が作曲し1976年に発表。ちあきなおみ、細川たかし、美空ひばりなど多くの歌手に歌われヒットした。「矢切の渡し」は、江戸川に隔たれた葛飾区柴又と松戸市矢切を結ぶ渡し船で、江戸時代から運航されている都内に唯一残る渡し船。柴又帝釈天にも近いことから、現在は観光客に多く利用されている。

使用駅 ホーム 曲名 使用開始日
新柴又 1番線(上り) 男はつらいよ verA[動] 2017年8月26日〜
2番線(下り) 男はつらいよ VerB[動]
矢切 1・2番線(上り) 矢切の渡しverA[動] 2017年3月31日〜
3・4番線(下り) 矢切の渡しverB[動]

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