ご当地駅メロディー資料館
JR牛久駅

牛久沼
(左)牛久沼は地元の貴重な自然として親しまれている
(右)駅から徒歩10分の「シャトーカミヤ」。現在ではワインを楽しめるレストランやバーベキュー場がある

牛久市
(JR常磐線牛久駅 発車)

 茨城県牛久市では2007年12月1日から、JR牛久駅の発車メロディーを変更した。観光資源をアピールし集客を図ろうと、地域を想起させる曲を選んだ。

 1番線(下り)は「グリーン・グリーン」。自然豊かな牛久沼や、そのほとりには日本画家・小川芋銭(1868-1938)のアトリエを利用した記念館「魚雲亭」、芋銭を偲ぶ「河童の碑」があることから、「水と緑の豊かな文化の香り」をイメージして選ばれた。元はアメリカのバンド「The New christy Minstrels」が1963年に発表したヒット曲。それに日本語の詞をつけたものがNHKの「みんなのうた」で放送され、今日では小学校などでよく歌われている。

 2番線(上り)は「オー・シャンゼリゼ」。市内にある日本初の本格ワイン醸造場「シャトーカミヤ(現・牛久シャトー)」にちなみ、ワインの本場フランスをイメージして選ばれた。こちらは元をたどるとイギリスの流行らないバンドが歌っていたものが原曲で、それをフランスのジョー・ダッサン(1939-1980)が歌い大ヒット。日本では後にシャンソン歌手・越路吹雪(1924-1980)や、フランス人歌手のダニエル・ビダル(1952-)が歌ったことで広く知られるようになった。

ホーム曲名
1番線(下り)グリーン・グリーン[動]
2番線(上り)オー・シャンゼリゼ[動]

ご当地駅メロディー資料館-イベント企画メロディー へ戻る