坂本九メロディー
(JR常磐線友部駅など 発車)
数々の名曲を送り出しながらも、1985年の日航ジャンボ墜落事故に巻き込まれ亡くなった昭和を代表する歌手・坂本九(1941-1985)。彼が戦時中、茨城県笠間市に疎開していたことにちなみ、市内のJR友部駅では新駅舎完成にあわせて2007年3月4日から発車メロディーに代表曲が使用されている。
「上を向いて歩こう」は1961年発表で、彼の代名詞とも言える曲。当時の人でなくとも広く知られており、海外でもヒットした。「明日があるさ」は1963年発表。2000年には日本コカ・コーラの缶コーヒー「GEORGIA」のCMソングに、ウルフルズのカバー版が起用されリバイバルヒットした。「幸せなら手をたたこう」はスペイン民謡が原曲で、木村利人による作詞のものを坂本九が歌った。今では童謡としても親しまれている。
2012年7月24日からは、同じ市内の岩間駅で新駅舎が完成したのにあわせ、1番線は「幸せなら手をたたこう」のアレンジ違い、2番線は「レットキス(ジェンカ)」が採用された。「レットキス」は、名前は聞いたことはなくてもフォークダンスの一つ「ジェンカ」のメロディーとして知られている。原曲はフィンランド民謡で、1966年にこの曲をカバーした。更に2014年4月29日からは、水戸線笠間駅でも同じメロディーが使われている。
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