”歴史と彩り””ふるさと”川越
(東武東上線川越駅、川越市駅 発車)
東武鉄道では2019年3月16日のダイヤ改正にあわせて、東上線川越駅及び川越市駅(共に埼玉県川越市)の発車メロディーを変更した。
近年、競合他社に負けじと小江戸・川越の観光PRに力を入れている同社。「川越に彩りを加える」のテーマのもと、ダイヤ改正では池袋〜川越間を最速26分で結ぶ料金不要の「川越特急」を新設。2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催で外国人観光客が増加することも視野に入れ、利便性の向上を図った。発車メロディーの導入もこのPR施策の一環であり、「川越といえば東上線」のイメージ定着を狙ったものである。
メロディーの制作は同市出身の音楽プロデューサー・菅野祐悟氏。同氏はこれまで、映画「アマルフィ 女神の報酬」「踊る大捜査線 THE MOVIE3
ヤツらを解放せよ!」や、NHKの連続テレビ小説「半分、青い。」などの、映画・ドラマ・アニメ音楽を手掛けてきた。メロディーの制作にあたっては、幼少期に過ごした地元に思いを馳せ、川越駅は観光客に歴史香る川越のイメージを伝える「歴史と彩り」を、川越市駅は地元利用客に応援のメッセージを届けようと「ふるさと」をコンセプトにしたという。これと同時に、川越特急では同氏が制作した「故郷・川越への思い」を表現した車内チャイムが採用され、川越観光に関する車内放送も実施されている。
使用駅 |
ホーム |
曲名 |
曲のイメージ |
川越 |
1番線(上り) |
各発車メロディー[動] |
人の優しさ・小江戸感 |
2番線(下り) |
旅の楽しみ・期待感 |
川越市 |
1番線(下り) |
ふるさとへの思い(おかえり) |
2番線(下り) |
3番線(上り) |
出かける人を応援 |
4番線(上り) |
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