サウンドデザインフェスティバルin浜松2021
(遠州鉄道新浜松駅、西鹿島駅 発車)
静岡県浜松市を走る遠州鉄道では、音楽イベント「サウンドデザインフェスティバルin浜松2021」の開催にあわせて、2021年11月22日から新浜松駅でオリジナルの発車メロディーを使用している。
同市はヤマハや河合楽器、ローランドなどの大手楽器メーカーが本社を置く“音楽のまち”。音楽のさまざまな可能性を感じてもらおうと、実行委員会が企画しフェスティバルのプレイベントとして実施した。
作曲したのは、フュージョンバンド「カシオペア」の元メンバーで、全国の鉄道音楽事業を手掛ける音楽プロデューサー・向谷実氏。タイトルは「Windy
Town」で、毎年5月に開かれる「浜松まつり」で吹奏される信号ラッパのメロディーをモチーフに、“音楽のまち”を意識してピアノやストリングスの音を用い、浜松の風や街の懐の広さを表現したという。
当初は約1か月間限定とされていたが、好評なため12月22日からは西鹿島駅でも変更のうえ、継続して使用している。
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