ダイジョウブ
(JR東北・秋田新幹線盛岡駅 発車 期間限定)
JR東日本盛岡支社では2019年11月1日から、盛岡駅(岩手県盛岡市)新幹線ホームの発車メロディーを変更した。2020年11月1日に駅開業130周年を迎えるのにあわせ、「新幹線に乗る時も、盛岡らしさを感じてほしい」と盛岡ゆかりの楽曲を採用した。
曲は音楽グループ「オフコース」の元リーダーで、シンガーソングライター・小田和正が歌う「ダイジョウブ」。同市を舞台として2007年に放送されたNHK連続テレビ小説「どんど晴れ」の主題歌に起用された。この曲を選んだのは学生時代からのファンであったという千葉利博駅長で、自ら小田宛てに手紙を書いて直談判した。変更に係わる費用はJRが負担した。当初は2021年10月31日までの予定だったが、好評を受け継続使用されている。
メロディーの制作は同市在住、作・編曲家の佐藤将展(しょうてん)氏。アコースティックギターやバイオリンの音色を使い、岩手の豊かな自然をイメージしてアレンジしたという。佐藤氏は岩手発のフュージョンバンド「姫神せんせいしょん」の元ドラマー。バンド解散後は岩手で音楽活動を展開し、県イメージキャラクターのテーマソング「わんこきょうだいのうた」や、2016年岩手国体のイメージソングなどを手掛けている。ちなみにバンド結成時のプロデューサーであった姉帯俊之氏も、2019年3月からJR一ノ関駅(一関市)で使われている「夕暮れ時はさびしそう」の発車メロディー制作を担当している。
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