国分寺ゆかりの曲
(JR中央線国分寺駅、西国分寺駅 発車)
東京都国分寺市のJR国分寺駅と西国分寺駅では、2017年3月4日のダイヤ改正から国分寺ゆかりの曲が発車メロディーに使用されている。
「電車ごっこ」「一番星見つけた」は、作曲家・信時潔(1887-1965)の作品。信時は同市で40年間暮らし生涯を閉じた。彼の存在を地元の財産としてアピールしようと、市観光協会や商工会、駅周辺の商店街・老人会などが発車メロディーの採用に向け取り組んできた。最初に要望書をJR東日本に出したのは2006年のこと。一度は2010年度の実現に向け計画が進められたが、各地からご当地駅メロの要望が相次いだため、同社が全社的に発車メロディーの在り方を見直すこととなり、立ち消え状態に。その後、彼の生誕130周年を契機にして11年がかりでの実現となった。
「国分寺市の歌」は1979年に発表された同市の市歌。歴史や自然に富んだ市の様子を織り交ぜており、当時のレコードでは、「四季の歌」で知られる歌手・芹洋子が歌を吹き込んだ。
メロディーの制作は、国分寺1・2・4番線及び西国分寺1・3番線が(株)スイッチで、作曲家・福嶋尚哉氏がアレンジ。1・4番線では汽笛の音を表現する工夫が施されている。国分寺3番線と西国分寺2番線は以前から市が用意していたもの。
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