証城寺の狸囃子
(JR内房線・久留里線木更津駅 発車)
「しょ、しょ、しょ〜じょ〜じ……」の歌詞でおなじみ、作曲は中山晋平(1887-1952)、作詞は野口雨情(1882-1945)の童謡。この曲の舞台となった「證誠寺」がJR木更津駅(千葉県木更津市)から徒歩10分の場所にあることにちなみ、2004年10月16日のダイヤ改正から発車メロディーに使用されている。市が街のPRを目的に要望。メロディーは市職員が制作した。
歌詞の基になっているのは、群馬県の「分福茶釜」と愛媛県の「八百八狸物語」とともに、日本三大狸伝説の一つとして数えられている「證誠寺狸伝説」。しかしその内容は、「夜、寺の境内で狸が腹を叩いてお囃子を歌い踊っていたのを和尚が見つけ、毎晩和尚も一緒に楽しんでいた。しかし数日経った朝、狸は腹が破けて死んでいた」という悲しい結末。寺にはこの狸たちを供養したとされる狸塚があり、毎年10月には狸供養のための「狸まつり」が行われている。
(参考:2004年10月14日千葉日報)
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曲名 |
備考 |
1〜3番線(内房線) |
証城寺の狸囃子[動] |
ワンマン列車では流れない |
4番線(久留里線) |
現在不使用
2013年3月以降全列車使用なし |
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