柏レイソル応援歌
(JR常磐線・東武アーバンパークライン柏駅 発車 期間限定)
柏駅では、地元千葉県柏市をホームタウンとするプロサッカーチーム・柏レイソルの応援歌が発車メロディーになっている。
2020年4月12日から2022年4月11日までは、JR常磐線3・4番線ホームで採用。 サポーターらは約10年前から発車メロディー化を提案していたものの、当時は盛り上がりに欠け実現には至らなかった。今回は前年にチームがJ2優勝・J1昇格を果たしたのを機に、「チームを市民の身近な存在したい」「チームを柏の象徴として広くPRしたい」という思いから、市がJR東日本に打診し実現した。変更作業料50万円、音源製作費22万円、著作権費4.2万円は市が支出。メロディーの制作は株式会社スイッチで、アレンジは作曲家・福嶋尚哉氏が担当した。
当初期間は1年としていたが、協議により延長。その後「J1昇格のお祝いという当初の目的を達成できた」(同社東京支社)こともあり契約期間満了をもって終了した。
2024年2月24日からは、東武アーバンパークライン1〜4番線ホームで採用。JRホームでの成功を踏まえ、近年苦戦が続くチームを応援する気持ちを高めて地域振興にもつなげようと、東武線ホームでの使用を計画。市の事業として実施し、変更費用約220万円のうち約半額は「レイソル後援会」がクラウドファンディングで集めて市に寄付した。リーグ戦開幕にあわせて実施され、使用は1年間。なお継続については東武と市で協議するという。
「突き進め柏」はチームを代表する応援歌。原曲はインディーズバンド「バックドロップシンデレラ」の「さらば青春のパンク」で、ギター担当の豊島“ペリー来航”渉は高校時代、通学で柏駅を利用していたという。「チュニジア」「アンゴラ」「ジョージ・イタリアーノ」はサポーターが作詞作曲したオリジナル曲。長年にわたり使われ、幅広い世代や他チームからの認知度も高いことから選ばれた。
(参考:2020年3月28日日刊スポーツ、同年4月3日朝日新聞千葉版、2022年4月8日同紙、2024年2月22日同紙)
路線 |
ホーム |
曲名 |
備考 |
使用期間 |
JR常磐線 |
3番線(快速上り) |
突き進め柏[動] |
現在不使用 |
2020年4月12日〜
2022年4月11日 |
4番線(快速下り) |
チュニジア[動] |
現在不使用 |
東武アーバン
パークライン |
1番線(大宮方面) |
突き進め柏[動] |
JR3番線と同音源 |
2024年2月24日〜 |
2番線(大宮方面) |
アンゴラ[動] |
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3番線(船橋方面) |
チュニジア[動] |
JR4番線と同音源 |
4番線(船橋方面) |
ジョージ・イタリアーノ[動] |
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