千葉ロッテマリーンズ
(JR京葉線海浜幕張駅 発車)
プロ野球・千葉ロッテマリーンズの本拠地、ZOZOマリンスタジアムの最寄り駅であるJR海浜幕張駅(千葉県千葉市)では、2005年3月26日から球団歌「We
Love Marines」が発車メロディーに使用されている。プロ野球など地元のスポーツチームにちなんだ駅メロディーの採用はここが初めてであり、後に水道橋駅で読売ジャイアンツ、浦和駅でサッカーチームの浦和レッズの曲が使用されるなど影響を与えている。
マリーンズといえば跳ねたりとんだり、とにかく独特の応援法が有名。だが神奈川県川崎市を本拠地としていたオリオンズ時代からの低迷続きで、世間からは冷ややかな目で見られがちだった。しかし発車メロディーを採用した2005年、ボビー・バレンタイン監督(当時)率いるマリーンズは31年ぶりにリーグ優勝と日本一、そしてアジア一の座を取っている。
メロディーの制作は音楽プロデューサー・堀内太郎氏。球団からの要請を受けた地元ラジオ局のbayfmが、同局の音楽制作に携わっていた堀内氏に制作を依頼したとのこと。これが縁で翌年には球場の試合中演出音楽も担当した。堀内氏によれば、当初はアコースティックアレンジ等の音源も用意していたという。
|