石岡市の曲
(JR常磐線石岡駅 発車)
茨城県石岡市では2016年9月1日から、市の玄関口であるJR常磐線石岡駅の発車メロディーを地元にちなんだ楽曲に変更した。石岡駅は3月に新駅舎が開業したばかりで、市が進める駅周辺整備事業の一環として行われた。
1番線の「バラが咲いた」は歌手・マイク眞木(1944-)の曲。石岡が「茨城」という県名発祥の地であり、県花がバラであること、市内にある茨城県フラワーパークの名物がバラであることにちなんだ選曲。マイクは県の「いばらき大使」も務めている。
2番線の「ここで君を待ってるよ」は、かつて石岡駅前ではぐれた飼い主を17年もの間待ち続けていたという「忠犬タロー」の実話を基にした曲。作詞・作曲を手掛けたのは県に縁がある坂本九(1941-1985)の娘で歌手・大島花子。
3番線は「石岡囃子」で、市内で毎年9月に開かれる「常陸國總社宮大祭(通称、石岡のおまつり)」で演奏される祭囃子。関東三大祭りの一つに数えられ、市を代表する行事となっている。発車メロディーでは土橋獅子舞の「乱舞(らんぶ)」の部分をアレンジしている。
選曲は市が設置した検討会が行なった。2・3番線のメロディー制作は株式会社スイッチで、作曲家の福嶋尚哉氏がアレンジした。
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曲名 |
1番線(下り) |
バラが咲いた[動] |
2番線(上り) |
ここで君を待ってるよ[動] |
3番線(上り) |
石岡のお囃子[動] |
※ワンマン列車では下りは「バラが咲いた」、下りは「ここで君を待ってるよ」を
車両スピーカーから放送 |
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