悠久の一乗谷
(JR北陸本線・九頭竜線福井駅 発車)
JR福井駅(福井県福井市)では、「地元に親しんでもらいたい」「福井らしさを感じてもらいたい」「福井に足を運んでもらいたい」という思いを込め、2017年3月13日から発車メロディーを「悠久の一乗谷」に変更した。
ヴァイオリニスト・葉加瀬太郎氏が2015年に作曲したもの。市内にある特別名勝「一乗谷朝倉氏遺跡」をイメージした曲で、実際に葉加瀬氏が現地に赴いて感じた情景を表現している。葉加瀬氏は遺跡の魅力を発信する「一乗谷DISCOVERY
PROJECTメンバー」の第1号に任命されている。
これまで同駅では、各駅統一の一般的なメロディーを使用していたが、放送案内システムが新しくなるのを機にJR西日本が市に新しいメロディーの採用を提案し、「福井らしさを想起させる曲」としてこの曲が選ばれた。1990年から2000年までは、県にゆかりのあるハープの音色を使った入線・発車メロディーを使用していたこともあり、同駅では2度目のご当地駅メロディーとなる。
北陸新幹線の延伸開業に伴い第三セクターのハピラインふくいに経営移管されるのに伴い、2024年3月15日で在来線ホームでの使用は取りやめ、現在は新幹線ホームで新アレンジのメロディーが流れている。
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