ご当地駅メロディー資料館
叡山電車出町柳駅、鞍馬駅

観光列車「きらら」 鞍馬寺の紅葉
(左)大きな窓が特徴の観光列車「きらら」 (右)鞍馬寺の紅葉

沿線のイメージ
(叡山電車出町柳駅、鞍馬駅 発車)

 京都の叡山電車では1999年3月以降、出町柳駅の鞍馬線ホームと、鞍馬駅(共に京都市左京区)の発車合図をメロディーに変更した。鞍馬駅近くにある鞍馬山は古くから山岳信仰が盛んな霊山。平安時代には源義経(牛若丸)が修行をした地として知られ、天狗から剣術を学んだという言い伝えも残る。鞍馬山が持つ雰囲気や古都・京都を想起させる、どこか神秘的なメロディーとなっている。

 2006年4月にはダイヤ改正を機に、ブザーのままだった出町柳駅の叡山本線ホームの発車合図もメロディーに変更。沿線を流れる高野川の水の流れをイメージしており、鞍馬線とは対照的なさわやかな印象のメロディーとした。

 叡山電車は鞍馬のほか、京都の奥座敷・貴船や、神社仏閣が多い八瀬、大原、比叡山などを沿線に持つ観光路線。紅葉シーズンには、紅葉に彩られた森の中を列車が走る「もみじのトンネル」が観光客から人気を集めている。

(参考:叡山電鉄「えいでんだより」2006年8月第2号)

使用駅 ホーム 曲名 備考 使用期間
出町柳 1番線(叡山本線) 発車メロディー[動]   2006年4月〜
2・3番線(鞍馬線) 発車メロディー[動] 2番線は一部叡山本線 1999年3月〜
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