駅間連絡バス・フェリーの旅

阪急バス芦屋有馬線(芦屋〜有馬温泉)
※減便のため現在利用不可
情報更新日…2023年11月15日
※記載の内容は基本的に筆者の乗車時点のものです。最新の運行状況等をお確かめください。
●基本情報
運行事業者 阪急バス
路線名 芦屋有馬線(80系統)
運行区間 阪神芦屋〜有馬温泉
所要時間 約45分
運行本数・間隔 土・休日の日中4往復(平日及び冬期運休)
運賃・料金
(大人片道)
800円
主な割引きっぷやサービス なし
主な車内サービス なし
予約の要否 不要
全国交通系ICカードの利用可否
その他  
公式サイト 阪急バス
阪神バス芦屋有馬線
●5段階評価
項目 5段階評価 コメント
所要時間 ★★★☆☆ 鉄道なら三宮経由、乗換3回で約50分
運行本数 ★★☆☆☆ 土・休日は日中のみ
運賃・料金 ★★★★☆ 鉄道は複数社線跨ぎのため割高
車内設備 ★★★☆☆ 一般的な路線バス
他の交通機関との接続 ★★★★★ 芦屋では3路線と乗換可
●運行ルート(概略)
●鉄道駅と接続する主な発着場所とアクセス
主な発着場所 アクセス
阪神芦屋 阪神芦屋駅前(特急停車)
JR芦屋南口 JR芦屋駅前(新快速停車)
JR芦屋 JR芦屋駅前(新快速停車)
※有馬温泉方面のみ停車
阪急芦屋川 阪急芦屋川駅前
有馬駅前 神鉄有馬温泉駅前
●乗車の記録
○2017年3月21日(火) 阪神芦屋行き(有馬温泉10:40→阪神芦屋11:23)
 「関西の奥座敷」として知られる歴史ある名湯・有馬温泉。大阪や神戸などの都市部から近い人気の観光地であるが、海沿いの市街地から見ると、有馬温泉は六甲山を隔てた反対側に位置する。そのため有馬に向かう鉄道路線は、六甲山を東西から回り込むように敷かれており、遠回りの印象がある。鉄道で向かう場合、(神戸)新開地または三田から神戸電鉄(神鉄)か、(神戸)三宮または新神戸から神戸市営地下鉄・北神急行に乗車し谷上で神鉄に乗り換えることとなる。しかし神鉄は有馬温泉への直通電車はほとんどなく、多くが有馬口で乗り換えとなる。地下鉄・北神を利用するルートなら、神戸の中心部である三宮や、新幹線と接続する新神戸を経由するので便利だが、30分程度の乗車で運賃が930円と割高だ。

 そこで利用したのが阪急バス芦屋有馬線(80系統)。六甲山を越える芦有(ろゆう)ドライブウェイを経由するため、芦屋〜有馬をほぼ南北に一直線に結んでおり、鉄道を利用するよりも移動距離が短く運賃も安い。今回は有馬温泉に宿泊した後、(大阪)難波へ向かう際に乗車した。

 バスは有馬温泉駅の前にも発着するが、今回は「有馬温泉(バスターミナル)」(※2018年2月から「有馬温泉(太閤橋)」発着に変更)から乗車。バスは西宮市北部にある山口営業所が始発だ。途中から学生グループが乗り込んできたこともあり立ち客がやや出るぐらいの混雑度。有馬の街を出るとすぐに芦有ドライブウェイに入るが、芦屋の市街地に入るまで急カーブや坂が続くことから、立って乗車するにはややつらいところがある。一方、ところどころ海沿いの街を見下ろせる見晴らしのいいところもあった。

 芦屋市街では並行する阪急・JR・阪神の3駅に停車。JRは新快速が、阪神は特急が停車するので便がいい。今回は近鉄に乗車するため終点の阪神芦屋で下車、近鉄直通の快速急行に乗り換えた。梅田(キタ)や京都方面なら阪急かJR、難波(ミナミ)や奈良方面なら阪神といったように、行先地によって路線を選びたい。

●補足
 有馬温泉からのバス路線は他にも、神戸方面(新神戸・三宮)行き、大阪方面(大阪・新大阪・湊町<難波>・伊丹空港)行き、京都行き、西宮行き、宝塚行きがあり本数も多い。鉄道移動にこだわらないのなら、主要駅と有馬温泉との間のアクセスは総じてバスの方が便利。
●参考写真
なし

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