外房線旧線跡探訪

大網駅構内(短絡線)
 大網駅は、以前は現在の位置から見て東金方向に少し行ったところ(現在の東金線上)にあり、外房線の列車は大網駅に着くとここで進行方向を変えて運転(スイッチバック)していました。1972年5月に土気〜永田間の複線化と同時に現在の位置に移転しスイッチバックも無くなりましたが、旧大網駅から永田方面へ向かっていた線路は東金線下り方面と外房線下り方面を結ぶルートとして残され、主に貨物列車が使用していました。以前、急勾配の難所だった土気〜大網間は複線化にあわせてルートが変えられましたが、現在の線路に切り替わっても貨物列車の運行には向かず、外房線の貨物列車は千葉から総武本線・東金線とこの線路を経由して運転されていました。末期には新茂原貨物駅までの貨物列車が細々と通っていましたが、1996年3月で運転が無くなり、その後この線路も撤去されてしまいました。


赤線が旧線ルート。上の+−で地図の拡大・縮小ができます。
ポイントと、それをクリックすると表示される番号は下の写真の位置です。


@旧大網駅の場所は現在は公園となっており、園内には腕木式信号機が飾られています。 A旧大網駅構内。東側(写真手前)に駅舎、ホームは2面で側線や転車台などもある広い敷地を持っていました。駅舎側のホームは雑草にまぎれてかろうじて残っています。
B旧線は旧駅から南側へ進みます。線路は東金線と別れる手前で途切れています。 C東金線から分かれた先。旧線跡はカーブし永田方向へ向かいます。
Dここで道路と交差し、あとは直線で現在の外房線の線路に合流します。ここには現在住宅が建っているほか、旧線跡を含めた再開発が進んでいるために跡は殆どなくなってしまいました。 E残っていたレンガ造りの橋梁跡。この頃ちょうど工事が始まったときで、橋は埋められ線路跡は工事用通路となっていました。
Fジャスコ横の大網踏切跡から旧大網駅方向。この道は短絡線となった後の1970年後半にできたもので、踏切も後から設置されました。周辺の発展で交通量も増え、いわゆるオーバーハング型警報機もつく踏切で存在感はありましたが、鳴るところは一度も見たことがありませんでした。 GFの踏切跡の先で現在の線路が近づいてきます。この付近は整地されていますが、一部で橋梁の跡も残っていました。
H写真右の旧線跡が現在の線路と合流します。    

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