踏切の外にも線路-倉庫前・八高倉庫裏・西武立川7号踏切

 注意…この踏切は2009年6月1日で廃止されました。このページの内容は、廃止前の2005年時点のものです。

 東京都昭島市。都心から少し離れたところに、ちょっと変わった踏切があります。
 それは「倉庫前踏切」と「八高倉庫裏踏切/西武立川7号踏切」。前者はいたって普通であるが、後者に問題がある。いや、前者と後者の間に問題がある。なんと、踏切の外にも線路があるのです。
 このかなり簡単な略図で説明しますと、「倉庫前踏切」には青梅線、「八高倉庫裏踏切」には八高線、そして「西武立川7号踏切」には西武拝島線が通っています。3つの踏切をあわせた横断距離は約130メートルで、これは日本一の長さだといいます。「倉庫前踏切」と「八高倉庫裏踏切」の間にはJR所有の倉庫や詰所などがあり、まるで鉄道作業員になったような気分が味わえる踏切なのです。
 そして、図の詰所の上を通っている留置線にご注目。道路上の白線は遮断機だと思ってください。なんとこの留置線、踏切の中を走っていません。

倉庫前踏切 では倉庫前踏切側からスタート。
青梅線201系 青梅線が通過します。
倉庫前踏切渡る 西武立川7号踏切に向かって渡っていきます。
青梅線201系 左は拝島側。青梅線の201系が止まっています。
倉庫群 渡って右を見ると倉庫や詰所などがあります。
電車の車庫の中のよう。
八高倉庫裏踏切 さらに進むと、次は八高倉庫裏踏切。
八高倉庫裏踏切 実際には遮断機はもう少し先にあり、遮断機の無いエリアにも数本の線路が通っています。
以前はもっと線路があったようですが、現在は撤去されています。道路も舗装し直されていました。
留置線 遮断機外の留置線の上から立川側。
たまに列車が入るそうです。
留置線 反対の拝島側。線路が撤去された跡があります。
八高倉庫裏踏切渡る 2本の線路を渡った後に八高線と西武拝島線の線路が現れます。
この踏切はJRと西武で共用しています。JR側が「八高倉庫裏踏切」、西武側が「西武立川7号踏切」と名前が違い、警報音もそれぞれで異なっています。
西武線 西武線が通過。
八高線 八高線が通過。
米軍専用線 拝島側。
八高線から分かれて西武線を横切るのは、米軍横田基地の専用線(写真中央)。
西武立川7号踏切 全ての線路を渡りきって西武立川7号踏切側へ出ました。
写真中央の看板には「遮断機が上がっていてもお早く通り抜けてください」と催促が……。
この踏切は拝島駅周辺の南北を繋げる重要な役割を持っており、通行者がとても多いです。

 アクセス…JR・西武線拝島駅から南東方向へ線路沿いを徒歩5分。
 (訪問日)2005/4/3

 
(2009年6月1日追記)拝島駅の南北自由通路が完成したのに伴い、2009年5月31日をもってこの踏切は廃止されました。現在旧「倉庫前踏切」については「拝島構内踏切」と名前を変え、関係者専用の踏切として稼動しています。

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