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関東1都6県の鉄道の将来-東京圏鉄道整備計画

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注意…このページに掲載されている内容は2015年度末時点のものです。現在の鉄道整備計画は、2016年に発表された「東京圏における今後の都市鉄道のあり方について」に移行しております。

 ここでは旧・運輸省答申第18号(2000年1月27日)で発表された、東京圏における「目標年次までに開業・整備着手することが適当である路線」「今後整備を検討すべき路線」を掲載します。
 簡単に言えば、国が「つくった方がいい」と思っている鉄道路線ですね。

 答申にあった路線のうち、既に開業予定年等が具体化しているものもこちらに含めて掲載しますが、詳しい内容は別ページ「新路線一覧」をご覧ください。
 なおここに挙がっているもの以外でも、東京圏で新路線の構想がありますが、こればかりはきりがなくなってしまうので、ここでの紹介は省略させていただきたいと思います。ご了承ください。

「運輸政策審議会」は、旧・運輸省内に設置された審議会。交通関係の基本的な政策や計画などを話し合い、最終的にまとめたものを答申(=行政官庁に意見を詳しく述べること)する。現在は再編より運輸省は国土交通省になり、同時に同審議会は「交通政策審議会」となった。

旧・運輸省運輸政策審議会答申第18号
「東京圏における高速鉄道を中心とする交通網の整備に関する基本計画について」で挙げられている路線

公式発表が、国土交通省のサイトで公開されています。
 →こちら(国土交通省鉄道局-都市鉄道の整備-運輸政策審議会答申を参照)

範囲…東京都心部からおおむね半径50キロ以内
対象…高速鉄道を中心とした、モノレール・新交通システム・路面電車を含む鉄道
目標年次…2015年(平成27年)

(凡例)
開業…目標年次までに開業(完成)することが適当である路線
整備着手…目標年次までに整備着手することが適当である路線
整備検討…今後整備を検討すべき路線
新設…路線新設(貨物路線の旅客化も含む)
複々線化等…既存路線の複々線化(線路改良も含む)。但しここでは複々線化、改良は別とする。

路線名は、答申で示されたものを使用。事業者が決定していたり、別に路線名がある場合は別欄に記述。開業済みの路線名については、「正式名(通称や案内で使用される名称)」の形で掲載。
駅名は、開業済のものについては現在の正式駅名で掲載。
背景灰色の事案は、開業または完成済み。

注意…勘違いされる方が多くいらっしゃるのですが、「計画」ですので、ここに挙げているものすべてが建設・開業が決定しているわけではありません。

1.高速鉄道(要は普通の電車)
路線名
(答申)
事業者
路線名
区間 摘要
(凡例参照)
備考
横浜3号線   あざみ野〜すすきの付近 開業
新設
横浜市営地下鉄の延伸。  
すすきの付近〜新百合ヶ丘 整備着手
新設
みなとみらい21線 横浜高速鉄道
みなとみらい21線(みなとみらい線)
横浜〜元町・中華街 開業
新設
2004年2月1日開業
新開発地域である横浜みなとみらい地区を通る。東急東横線と相互直通運転。
横浜環状鉄道   元町・中華街〜根岸〜上大岡〜東戸塚〜二俣川〜中山 整備着手
新設
元町・中華街にてみなとみらい線と接続。
元町・中華街〜根岸はみなとみらい線を延伸?
横浜市交通局
4号線(グリーンライン)
中山〜日吉 開業
新設
2008年3月30日開業
接地式リニアモーター駆動方式による地下鉄路線。
  日吉〜鶴見 整備着手
新設
 
いずみ野線 相模鉄道
いずみ野線
湘南台→相模線方面 整備検討
新設
現在は慶応義塾大湘南藤沢キャンパスを経て寒川町の東海道新幹線新駅計画地への延伸を検討。
神奈川東部方面線 相模鉄道
相鉄・JR直通線・
相鉄・東急直通線・
東京急行電鉄
相鉄・東急直通線
二俣川〜新横浜〜大倉山 開業
新設
現在の計画(直通線)としては日吉まで(3つ下日吉〜大倉山を含める)。西谷〜横浜羽沢〜日吉に線路新設。2018年度横浜羽沢から東海道貨物線を通り相鉄〜JR湘南新宿ライン(新宿方面)で、2019年日吉から相鉄〜東急で直通運転。
東京急行電鉄
東横線・目蒲線
東京急行電鉄
目黒線
目黒〜田園調布 開業
改良
目黒付近は1997年地下化、不動前付近は1999年高架化、不動前〜洗足は2006年地下化。その他駅単体の改良も終了
東京急行電鉄
東横線・目黒線
多摩川〜日吉 開業
複々線化
目黒線の延伸。多摩川〜武蔵小杉は2000年8月6日、武蔵小杉〜日吉は2008年6月22日完成
東京急行電鉄
相鉄・東急直通線
日吉〜大倉山 開業
複々線化
2019年開業予定
神奈川東部方面線を参照。
川崎縦貫高速鉄道 川崎縦貫高速鉄道 新百合ヶ丘〜宮前平〜(※)元住吉〜川崎 開業
新設
このあと計画が変わり、(※)元住吉経由を武蔵小杉に変更。小田急多摩線・京急大師線と直通運転も。第1期区間の新百合ヶ丘〜武蔵小杉着工を目指していたが、市が予算凍結した為長期構想となる。
京浜急行電鉄
久里浜線
京浜急行電鉄
久里浜線
三崎口〜油壺 開業
新設
京急久里浜線の延伸。
地価下落や人口減少を受け、京急は2016年に延伸の凍結を決めた。
東京1号線 東京都交通局
1号線(浅草線)
宝町・日本橋〜東京 開業
新設
宝町・日本橋から東京への分岐線を新設し羽田・成田からのアクセス向上。しかし現在は泉岳寺〜押上間の浅草線バイパス整備(途中駅に新東京)の構想が有力視されている。
東京6号線 東京都交通局
6号線(三田線)
目黒〜白金高輪〜三田 開業
新設
2000年9月26日開業
目黒〜白金高輪は三田線と南北線が共用。東急目黒線と相互直通運転.。
東京7号線 東京メトロ
7号線(南北線)
目黒〜白金高輪〜溜池山王 開業
新設
  浦和美園〜岩槻〜蓮田 開業
新設
埼玉高速鉄道の延伸。現在は岩槻からの東武野田線直通案が有力。岩槻まで、さいたま市は2015年の着工を目指す。
東京8号線 西武鉄道
池袋線
石神井公園〜練馬 開業
複々線化
練馬高野台〜練馬は2003年までに完成、残る区間も2012年11月18日完成。同時進行の立体交差化は大泉学園付近まで行われ、2015年1月完成。
  豊洲〜東陽町〜住吉 整備着手
新設
住吉〜四ツ木は11号線(半蔵門線)と共用、うち住吉〜押上は同線として開業済み。つくばエクスプレスの投資効果を減殺すること無いよう留意して検討する。
越谷レイクタウン経由案、野田市より先茨城県坂東市への延伸構想も。
東京メトロ
8号線(半蔵門線)
住吉〜押上 開業
新設
  押上〜四ツ木〜亀有〜野田市 整備着手
新設
東京9号線 小田急電鉄
小田原線
東北沢〜喜多見 開業
複々線化
立体交差化と同時進行。世田谷代田〜喜多見は2004年完成。残りの区間の地下化については2013年3月完成、複々線化は2017年度を予定。周辺住民等より騒音・日照等で訴訟が出て問題となった。
和泉多摩川〜新百合ヶ丘 整備着手
複々線化
和泉多摩川〜向ヶ丘遊園は2009年3月8日完成(但し登戸〜向ヶ丘遊園は上り2線・下り1線)
  唐木田→横浜線・相模線方面 整備検討
新設
小田急多摩線の延伸。最終的に本厚木までの延伸を目標とする。沿線自治体はリニア新幹線が開業する2027年を目標に、相模原経由上溝までの開業を目指す。
東京10号線 京王電鉄
京王線
笹塚〜調布 整備検討
複々線化
現時点では笹塚〜つつじが丘立体交差・複々線化を計画。各駅停車の線路は高架化、特急など優等列車の線路は地下化し複々線とする。
東京11号線 東京メトロ
11号線(半蔵門線)
水天宮前〜住吉〜押上 開業
新設
2003年3月19日開業
押上から東武伊勢崎線と相互直通運転
  押上〜四ツ木〜松戸 整備着手
新設
押上〜四ツ木は8号線と共用。
必要に応じ松戸より千葉県北西部方面への延伸可能性を検討。
東京急行電鉄
田園都市線・大井町線
東京急行電鉄
大井町線
大井町〜二子玉川 開業
改良
急行運転に伴う待避線増設(旗の台・上野毛・2008年3月完成)や地下化(等々力・2008年9月完成予定・工事遅れ)など。
東京急行電鉄
田園都市線・大井町線
二子玉川〜溝の口 開業
複々線化
2009年7月11日完成
大井町線の延伸。
溝の口〜鷺沼 整備検討
複々線化
 
東武伊勢崎線 東武鉄道
伊勢崎線(東武スカイツリーライン)
押上〜曳舟 開業
複々線化
2003年3月19日開業
新設部は押上より半蔵門線と相互直通運転。
越谷〜北越谷 開業
複々線化
2001年3月28日完成
東京12号線 東京都交通局
12号線(大江戸線)
都庁前〜飯田橋〜門前仲町〜青山一丁目〜新宿 開業
新設
2000年4月20日国際競技場〜新宿、同年12月12日全線開業
新宿・都庁前を起点に都心を一周する。
  光が丘〜大泉学園町 整備着手
新設
 
  大泉学園町〜武蔵野線方面 整備検討
新設
東京13号線 東京メトロ
13号線(副都心線)
池袋〜新宿三丁目〜渋谷 開業
新設
2008年6月14日開業
和光市〜渋谷を副都心線とし、和光市〜小竹向原は有楽町線と共用。東武東上線・西武池袋線と、2013年からは東急東横線とも直通運転。
京急空港線・東急目蒲線短絡線 蒲蒲線 大鳥居〜京急蒲田(※)〜蒲田 整備着手
新設
羽田アクセス向上策の一つ。具体的には、東急側は地下鉄副都心線から直通列車を運行させ、矢口渡〜大鳥居に地下線を新設し、蒲田地下駅で京急側へ同一ホーム乗換とする。(※)京急蒲田での接続は京急側の高架化により不可能、代案として付近に南蒲田駅を新設。
区部周辺部環状公共交通 メトロセブン 葛西臨海公園〜赤羽 整備検討
新設
環七地下を通る環状鉄道。葛西・青砥・亀有・西新井等を経る。
エイトライナー 赤羽〜田園調布〜羽田空港方面 整備検討
新設
環八地下を通る環状鉄道。東武練馬・荻窪・千歳船橋・二子玉川等を経る。羽田空港方面については上記蒲蒲線整備状況を踏まえ検討。
東京臨海高速鉄道臨海副都心線・羽田アクセス新線 東京臨海高速鉄道
りんかい線
東京テレポート〜大崎 開業
新設
2001年3月31日東京テレポート〜天王洲アイル、2002年12月1日全線開業
大崎より埼京線と相互直通運転。新木場より総武線・京葉線接続新線と直通運転も検討。
  東京テレポート〜東京貨物ターミナル〜羽田空港 整備検討
新設
りんかい線と直通運転。現在JR東日本がほぼ同ルートで建設を検討中。大井町側へも連絡線設け羽田空港から2方向に直通を行う。
JR中央線 東日本旅客鉄道
中央線
立川〜三鷹 整備着手
複々線化
同区間の高架化は2013年完成。複々線化は計画なし。
JR京葉線   三鷹〜新宿〜東京 整備着手
新設
大深度地下を利用した第二中央線計画。三鷹より中央線に直通。
京葉線・総武線接続新線   新木場〜新浦安〜船橋〜津田沼 整備着手
新設
新木場〜新浦安は実質京葉線複々線化。新浦安〜津田沼を優先整備区間とする。新木場よりりんかい線、津田沼より総武線と直通運転。
JR東北線・常磐線 東日本旅客鉄道
東北本線(上野東京ライン)
上野〜東京 開業
新設
2015年3月14日開業。並行する山手線の混雑緩和。宇都宮・高崎線と東海道線との直通運転を行い、常磐線も品川まで乗り入れ。秋葉原〜神田は新幹線の上に線路を新設。
常磐新線   東京〜秋葉原 整備検討
新設
大深度地下を利用。
首都圏新都市鉄道
常磐新線(つくばエクスプレス)
秋葉原〜北千住〜つくば 開業
新設
2005年8月24日開業
快速が両駅間を45分で結ぶ。鉄道空白地帯だった八潮やつくばを通る。
北総開発鉄道北総・公団線延伸線 北総鉄道
北総線・
京成電鉄
成田空港線(成田スカイアクセス)
印西牧の原〜印旛日本医大 開業
新設
2000年7月22日開業(北総鉄道)
2010年7月11日開業(京成電鉄)
京成電鉄
成田空港線(成田スカイアクセス)
印旛日本医大〜土屋 開業
新設
2010年7月11日開業
日暮里〜成田空港を最速36分で結ぶ。土屋〜成田空港は本答申では「改良」としているが、正式には新線建設(JR成田線とは、並行して走る別路線扱いの為)。
土屋〜成田空港 開業
改良
東海道貨物支線   品川〜東京貨物ターミナル〜羽田空港口〜浜川崎〜桜木町 整備検討
新設
東海道貨物支線の旅客化。東京貨物ターミナル〜羽田空港口は羽田アクセス新線と共用。京浜臨海部再開発状況を踏まえ可能な区間から段階的整備を検討する。
JR東日本がこのルートを一部含む田町〜羽田空港の新線建設を検討中。東京貨物ターミナルからりんかい線への連絡線も設ける。
川崎アプローチ線   浜川崎〜川崎新町 整備検討
改良
 
川崎新町〜川崎 整備検討
新設
※北千葉線 東京10号線延伸新線 本八幡〜新鎌ヶ谷 都営新宿線と直通運転。元々は本八幡〜印旛松虫(現・印旛日本医大)で計画されたが、事業凍結などを経て答申から削除。その後千葉県が第3セクターにより事業化する方向で検討していたが、採算性の問題から2013年計画廃止となった。
※京成電鉄千原線 京成電鉄
千原線
ちはら台〜海士有木 はじめは小湊鐵道が海士有木より千葉方面へ延伸を計画したもので、その後旧・千葉急行が受け継ぎ、更に現在京成に至る。
※この2路線については、本答申では欄外扱いであるものの、今後の沿線開発状況等を見極めつつ、その整備を検討するとしている。
2.中量軌道システム(モノレール・新交通システム・路面電車など
路線名
(答申)
事業者
路線名
区間 摘要
(凡例参照)
備考
東京モノレール羽田線 東京モノレール
東京モノレール羽田空港線
羽田空港第2ビル〜羽田空港第1ビル 開業
新設
2004年12月1日開業
羽田空港第2旅客ターミナル開業にあわせた延伸。
ゆりかもめ
東京臨海新交通臨海線
ゆりかもめ
東京臨海新交通臨海線
有明〜豊洲 開業
新設
2006年3月27日開業
発展著しい豊洲地区への延伸。
  豊洲〜勝どき 事業着手
新設
 
多摩都市モノレール   八王子・町田〜多摩センター 事業検討
新設
 
上北台〜箱根ヶ崎 事業着手
新設
 
日暮里舎人線 東京都交通局
日暮里・舎人ライナー
日暮里〜見沼代親水公園 開業
新設
2008年3月30日開業
「ゆりかもめ」同様の新交通システム。鉄道空白地帯で、路線バスが慢性的渋滞に悩まされていた足立区エリアとを結ぶ。
東西交通大宮ルート   大宮〜さいたま新都心〜県営サッカースタジアム 整備検討
新設
 
幕張地区新交通システム   海浜幕張〜総武線方面 整備検討
新設
これに合わせて海浜幕張から幕張本郷へ行く道路が新設に対応しているらしい。元々は千葉都市モノレールの計画路線。
千葉都市モノレール 千葉都市モノレール
1号線
県庁前〜中央博物館・市立病院前(市立青葉病院前) 開業
新設
千葉市の財政難により当分事業凍結。当初千葉寺経由の計画だったが、千葉大学南側通る短縮ルートの方向へ。但しこれには県庁前駅の大規模な改良が必要。
中央博物館・市立病院前〜星久喜ターミナル 整備着手
新設
2007年に千葉市が当区間の延伸は行わないことを表明。
関係地方公共団体等においては、公共交通機関を活用した街づくりの観点からLRT導入の可能性等ついて検討を進める。
また、上記1・2に関して他路線と相互直通運転を行わない場合は、乗り継ぎの円滑化を最大限努力する。
このほか信号保安設備改良・新型車両導入などの既存線改良事業も盛り込む。

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