ご当地駅メロディー資料館
JR横手駅

横手駅舎 石坂洋次郎文学記念館
(左)新しくなった横手駅舎 (右)市内にある「石坂洋次郎文学記念館」。駅から北へ徒歩25分

青い山脈
(JR奥羽本線・北上線横手駅 発車)

 秋田県横手市のJR横手駅では、2011年10月1日から発車メロディーに「青い山脈」を使用している。1949年に公開された同名映画の主題歌で、原作小説を書いた石坂洋次郎(1900-1986)が横手で教員として働いていた縁があることから選ばれた。

 新駅舎が開業するのを機に、市が地元にちなんだ発車メロディーを採用しようと企画。メロディーの演奏はオルガンのコンクールで入賞経験もある市内の中学生(当時)、佐藤亮太君が担当した。当初は市民コーラスの録音を検討していたが、短調で暗い印象になるため、エレクトーンで明るいイメージで終わらせるようアレンジしてもらったという。

 選曲にあたって市の担当者がつぶやきサイト「ツイッター」に投稿したところ、「横手のイメージでいい」などの声が返ってきたが、「古すぎて今の若い世代には分からない」「かまくらちなんだ曲はどうか」とか、いわゆるB級グルメで名高い横手やきそばのテーマソング「横手やきそばロック」などの意見も挙がっていた。

(参考:2011年10月2日河北新報秋田版、藤澤志穂子「駅メロものがたり」(交通新聞社))

ホーム 曲名 備考
すべて 青い山脈[動] 6〜21時以外に発車する列車と、ワンマン列車では流れない
※北上線は2019年3月現在、定期列車はすべてワンマン運転

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