ご当地駅メロディー資料館-過去のご当地駅メロディー
JR山手線各駅他

山手線の車両
JR山手線の車両
路線や沿線をイメージした接近音
(JR山手線各駅他 接近)

 JR東日本では1993年春から順次、首都圏3路線の駅で電車の接近を知らせる放送に用いるチャイムを短いメロディーに変更した。
 同社では1989年から発車ベルのメロディー化を進めていたが、放送設備の納入業者や駅長の判断の違いにより各駅で種類が異なっていた。一方の接近音は、これまで「ピンポンパンポン」などといった簡単なチャイムを放送の冒頭に流すのみだった。そこで接近音は路線ごとに統一することとし、「はっきりした音質で、緊張感があり、飽きのこないシンプルな旋律」「その路線や沿線の街が持つイメージを反映させる」(日経新聞より)というコンセプトのもと制作。さらに上下線でメロディーの音程を変えることで、目の不自由な乗客にも路線を判別できるようにした。第一弾として山手線で採用されたメロディーは、乗客の平均的な歩行速度にあわせてテンポは120、3/4拍子とし、「東京の中心部を走る都会的なイメージを表現」(同紙より)したという。その後、中央線や京浜東北線でも導入が進んだ。
 しかし各駅の放送設備を一度に改修するのには苦労があったようで、当初山手線では新宿駅や渋谷駅では変更されなかったほか、京浜東北線や中央線でも旧来のチャイムが残る駅があった。その後これらの路線では放送案内機能を持った新しい運行管理システムが導入されたため、完全な全線統一は果たせぬまま1998年までに順次使用を終えた。ただし、現在システムが導入されている路線で流れているメロディーは、かつて山手線で使われていたものが元になっている。なおシステム故障時などに使われる予備の放送設備にかつてのメロディーが残っている駅もあり、近年でも一時的に使われた例が複数ある。ほかにも千葉県を走る外房線では、2010年の運行管理システム導入に伴い、接近放送に山手線のメロディーが使われている。
(参考:1993年8月15日日本経済新聞夕刊、同23日毎日新聞)


路線 曲名 備考
山手線 接近メロディー[外部]
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1993年春使用開始(当初は新宿、渋谷を除く)
1998年7月頃使用終了
2010年2月外房線永田〜安房鴨川(茂原を除く)で使用開始
「東京の中心部を走る都会的なイメージ」を表現した
京浜東北線   接近メロディー[外部]
「京浜東北線旧放送前のメロディ」の音声
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現在不使用
1996年から順次使用開始(一部駅を除く)
1998年7月頃使用終了
接近メロディー[外部]
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現在不使用
1993年頃から1994年頃まで東京1・2番線(中央線)で、
1995年10月28日まで同3番線(京浜東北線大宮方面)で使用
※下記注
中央線
接近メロディー[外部]
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現在不使用
1994年頃使用開始、1996年12月頃使用終了
ただし水道橋2番線では2018年4月頃まで早朝深夜のみ使用していた
(それ以前は三鷹や荻窪などでも使用)
1995年12月頃〜98年7月頃は東京5番線(山手線外回り)でも使用
※注…栃木県の「東武ワールドスクウェア」にある東京駅のミニチュア模型に中央線の車両が入線する際、
このメロディーが流れていた(2005年頃の訪問。音声は開園した1993年頃の録音と思われる)

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