大宮アルディージャと浦和レッズ応援歌
(JR京浜東北線浦和駅など 発車 期間限定)
埼玉県さいたま市のJR大宮駅では2007年9月30日、2番線(京浜東北線)の発車メロディーを、同市をホームタウンとするプロサッカーチーム・大宮アルディージャのオフィシャルサポーターソング「Vamos
Ardija」に変更した。また翌日10月1日にはJR浦和駅でも、1番線(京浜東北線大船方面)の発車メロディーを、同じく地元浦和レッズのオフィシャルサポーターソング「Keep
On Rising」に変更した。チームの後援会などから出ていた要望を受け実現したもので、チームと市、JR東日本が一体となって2つの地元サッカーチームを後押しする取組みとなった。
メロディー制作は(株)スイッチで、アレンジは作曲家・塩塚博氏。塩塚氏は東京駅など首都圏のJRで広く使われている発車メロディーを手掛けており、今回初めてご当地駅メロを制作(既存曲をアレンジ)した。ほかにパーカッションなどを用いたバージョンを制作し、本人としてはそれを選んでもらいたかったそうだが、彼がこれまで制作した発車メロディー「SHシリーズ」でなじみのある、独特のオルゴール音色のものが選ばれたという。
2007年11月14日からは、浦和レッズのホームスタジアムである埼玉スタジアム2002の最寄駅、埼玉高速鉄道浦和美園駅でもオフィシャルサポータソング「Keep
On Rising」が発車メロディーに採用された。ただし流れるのはスタジアムで浦和レッズの試合が開催される日に限り、期間は当面の間(但し日によって使用しない場合もある)。これまで季節単位で曲を使い分ける駅はいくつかあったが、1日単位での限定使用はきわめて珍しい。1番線は原曲の音源を使用した「歌つき」だが、発車メロディーとして効果があるのかはやや考え物である。
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