ご当地駅メロディー資料館
JR徳島駅

阿波おどり
毎年8月に開催される徳島市阿波おどり(写真:徳島市)

阿波おどり
(JR高徳線など徳島駅 接近)

 徳島県発祥の「阿波おどり」。県内各地で行われてきた盆踊りが起源であり、大正時代にその様子がラジオ放送されたことがきっかけで全国的に知られるようになった。毎年8月12日から15日に徳島市で開かれる「徳島市阿波おどり」の人出は100万人を超え、徳島の夏の名物行事として全国から観光客が訪れている。この「阿波おどり」を観光振興及び公共交通機関の利用促進につなげようと、県、市、JR四国の3者が連携し、2016年8月5日からJR徳島駅の接近メロディーに阿波おどりのお囃子「阿波よしこの」を採用した。

 阿波おどりに使われるお囃子にはいくつか種類があり、「阿波よしこの」はその一つ。曲中の「踊る阿呆に見る阿呆 同じ阿呆なら踊らにゃ損々……」の掛け声は特によく知られている。メロディーは県阿波踊り協会や阿波おどり振興協会の選抜メンバーが演奏したものを使用しており、列車の進入方向などにより3種類ある。

 現在、阿波おどりの輪は全国に広がっており、特にそれが盛んな高円寺(東京都杉並区)や越谷(埼玉県越谷市)では、既に駅の発車メロディーに阿波おどりのお囃子が採用されている。今回の徳島駅での採用により、「日本三大阿波踊り」に挙げられている3つの街に「阿波おどり」の駅メロディーが出揃った。

ホーム 曲名 備考
2番のりば 阿波よしこの[動] 上りのみ
3・4番のりば 阿波よしこの[動] 上りのみ
1〜4番のりば 阿波よしこの[動] 下り・入換※のみ
※入換…車庫から出てくる列車など


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