ご当地駅メロディー資料館
京王電鉄高幡不動駅、多摩動物公園駅

京王動物園線の車内 京王動物園線の車両
動物園線を走る車両では、内外に動物のデザインが施されている

動物にちなんだ曲
(京王動物園線高幡不動駅、多摩動物公園駅 接近)

 京王電鉄では2018年10月11日から、多摩動物公園へのアクセスに利用されている動物園線の高幡不動駅(1番線)と多摩動物公園駅の接近メロディーに、動物にちなんだ曲を採用している。多摩動物公園駅前にある同社のアミューズメント施設「京王れーるランド」の別館のオープンにあわせ変更した。

 採用されたのは童謡「森のくまさん」「兎と亀(うさぎとかめ)」、組曲『動物の謝肉祭』から第1曲と第5曲の計4曲。両駅ではこれらの曲がランダムに流れる。季節ごとに曲が変わる駅はいくつかあるが、1つの駅で1日のうちに複数の曲がランダムに流れるという方式は、現在は全国的に見てもここだけではないかと考えられる。メロディーの制作は同社社員の花井計氏。バイオリン演奏が趣味であることから制作を任され、変更当日に「京王れーるランド」で開催された記念イベントでは、「京王ライナー」の車内BGMの演奏も披露した。

使用駅 ホーム 曲名 備考
高幡不動 1番線 各駅接近メロディー[動] 曲は下表を参照。4曲のうちいずれか1曲が流れる
多摩
動物公園
すべて


高幡不動駅、多摩動物公園駅接近メロディー使用曲一覧
曲名 備考
森のくまさん アメリカ民謡が原曲の童謡
うさぎとかめ イソップ童話が元の童謡
『動物の謝肉祭』から
第1曲「序奏と獅子王の行進曲」
フランスの作曲家・C.サン=サーンス(1835-1921)が手掛けた管弦楽曲。
さまざまな動物の様子を音楽で表現している。
第1曲はライオン、第5曲は象がテーマ
『動物の謝肉祭』から
第5曲「象」

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