ご当地駅メロディー資料館
阪急電鉄宝塚駅

阪急電車と宝塚大劇場 手塚治虫記念館
(左)宝塚大劇場を背に走る阪急電車。宝塚100周年を記念したラッピング車両も運行された
(右)市内にある手塚治虫記念館

宝塚歌劇団・鉄腕アトム
(阪急宝塚本線・今津線宝塚駅 発車)

 阪急電鉄では2014年3月21日から宝塚駅(兵庫県宝塚市)の発車音を、宝塚にちなんだ楽曲のメロディーに変更した。同社が運営する「宝塚歌劇団」の公演100周年を記念したもの。この日は記念公演の初日であり、両線では記念ラッピング電車の運行も始まった。

 宝塚本線の「すみれの花咲く頃」は、劇団の代名詞とも言える代表曲。劇団の演出家・白井鐵造(1900-1983)が訳詞し、1930年に上演された「パリゼット」の主題歌で初めて起用された。

 今津線の「鉄腕アトム」は、宝塚ゆかりの漫画家・手塚治虫(1928-1989)原作のテレビアニメ主題歌。手塚は幼少期から現在の宝塚市に住んでいた。当時は母に連れられ宝塚歌劇を見に行っていたといい、作品のひとつ「リボンの騎士」はこの世界観の影響を強く受けたとされる。市内には「手塚治虫記念館」もあり、市や劇団との関係が深いことから選ばれた。

 3号線は時間帯で発着する路線が異なるが、宝塚本線の時は「すみれの花咲く頃」、今津線の時は「鉄腕アトム」が流れ区別されている。なお2014年9月下旬ごろに、「鉄腕アトム」のみ従来よりテンポを遅くしたアレンジに変更されている。

ホーム 曲名 備考
1〜3号線(今津線) 鉄腕アトム[動] 現在不使用
〜2014年9月下旬頃
鉄腕アトム[動] 2014年9月下旬頃〜
3・4号線(宝塚本線) すみれの花咲く頃[動]  

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