ご当地駅メロディー資料館
JR白石蔵王駅

白石蔵王駅 駅から見える蔵王連峰
(左)白石蔵王駅
(右)駅から望む蔵王連峰。市民歌にも歌われている

白石市にちなんだ曲
(JR東北新幹線白石蔵王駅 発車)

 JR東日本と福島県白石市では市制施行70周年記念事業の一環として、2024年3月9日から東北新幹線白石蔵王駅の発車ベルを「白石市民歌」「白石音頭」に変更した。

 「白石市民歌」は1954年の市制施行にあわせて制定。歌詞は市民の応募から選ばれ、作曲は東北地方における音楽教育に尽力した海鋒義美(1905-1997)が手掛けた。近年は歌われる機会が減っていたことから、市では2017年から普及に取り組んでいる。鐘の音を織り交ぜ、旅立つ人・降り立った人へのエールの意味を込めた。「白石音頭」は夏祭りで親しまれるご当地音頭。新幹線開業当初は、駅到着前の車内放送で流れる「ふるさとチャイム」にも使われていた。お囃子のリズムを盛り込み、夏祭りの雰囲気を再現した。

 訪れた人たちに白石のイメージを印象づけるとともに、市民に郷土への誇りや愛着を持ってもらう狙い。東北新幹線では初めて上下線で異なる楽曲を流すこととなった。メロディーの制作は白石工業高校出身のデザイナー・小松大希氏。工事費等約113万円は市が負担。期間は1年間だが、更新して継続的に使用する方針。

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1番線(下り) 白石市民歌  
2・3番線(上り) 白石音頭  

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