ご当地駅メロディー資料館
IRいしかわ鉄道能美根上駅

「栄冠は君に輝く」歌碑 能美根上駅前から延びる「ホームラン通り」
(左)根上野球場に「栄冠は君に輝く」の歌碑がある (右)駅前通りはその名も「ホームラン通り」
ちなみに元メジャーリーガーの松井秀喜氏も旧・根上町の出身。何かと野球と縁のある街だ

栄冠は君に輝く
(IRいしかわ鉄道能美根上駅 入線)

 夏の全国高等学校野球選手権大会の大会歌として知られる「栄冠は君に輝く」。この曲を作詞した文筆家・加賀大介(1914-1973)が石川県能美市(旧・根上町)出身であることにちなみ、2015年3月1日からJR北陸本線(現・IRいしかわ鉄道)能美根上駅の入線メロディーになった。

 この曲は1948年に朝日新聞が大会歌を募集して制作したもので、加賀が応募した詞が一位となって採用された。しかし当時は自身の名前を伏せ、妻の名義で応募していた。加賀が作詞したと本人が明かしたのは1968年のことであった。作曲者は福島県福島市出身の古関裕而(1909-1989)で、同市のJR福島駅では新幹線の発車メロディーにこの曲が使われている。

 当駅では2014年に新駅舎が完成し、同時に駅周辺の整備も進められてきた。さらに2015年3月14日のダイヤ改正にあわせ、旧駅名の「寺井」から市の名前が入った「能美根上」に改称され、同市唯一の駅は新たなスタートを切ることとなった。これに先立ち、市の駅周辺整備事業の完成式が行われるのにあわせて変更された。メロディーの制作と演奏は、同市寺井町のピアノ講師・鈴木有里枝氏。軽やかな前奏をつけ、桜が咲いている春のイメージでアレンジしたという。

 安全上の理由から各駅で接近音を統一したいというJR西日本の意向を受け、2017年3月31日をもって一度使用を取りやめた。しかしその後、北陸新幹線開業に伴い第三セクターのIRいしかわ鉄道に経営移管されるのを機に、市がIRに再度要望。2024年3月16日から再び使われている。

(参考:能美市「広報能美」2015年4月号、2024年2月21日朝日新聞石川版)

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