ご当地駅メロディー資料館
名古屋市営地下鉄各駅

東山線 名城線
(左)名古屋で初めての地下鉄として開業した東山線
(右)名城線は全国で唯一環状運転を行う地下鉄

名古屋にふさわしいメロディーライン
(名古屋市営地下鉄各駅 接近)

 名古屋市交通局では2007年3月19日に、上飯田線を除く地下鉄5路線で接近メロディー(メロディサイン)を採用した。駅の雰囲気を和らげ、地下鉄に親しみを持ってもらうのが狙い。2005年10月に名城線の全線開通1周年を記念して、同線と名港線で試験的に導入したのが好評だったことから、他の路線への拡大を決めた。

 制作したのは、同市在住で名古屋市立大学芸術工学部芸術工学研究科の水野みか子教授。全体のテーマは「名古屋にふさわしいメロディーライン」。路線の建設経緯や乗客の行先、沿線の特徴などを踏まえて考案されたオリジナル曲で、名城線では右回り(上り)は上昇する音階、左回り(下り)は下降する音階になっていたり、言葉をのせて遊び心も持たせたメロディーもある。

 制作に際し、交通局や大学の学生に意見を聞きながら修正を重ね、製作段階で却下されたものもあるという。最終的には12曲がつくられ、現在のところ使用目的のない予備の曲が2つある。2014年には、水野氏がこれらのメロディーを繋ぎあわせてアレンジした「クラリネットとピアノのための『なごや交通組曲』」を発表している。

使用駅 曲名 備考
各駅 各線接近メロディー[動] 曲名などは動画または下表を参照

使用曲一覧
路線 ホーム 曲名 イメージ、特徴
東山線 高畑方面側 イエローライン 「地下鉄楽しいね」をメロディー化。黄色は東山線のシンボルカラー。東山動植物園へ向かう親子連れの賑やかで暖かなムード
藤が丘方面側 ドリーム 東山線は名古屋初の地下鉄、まさに「夢の乗り物」。トンネルを通ってお出かけだ!目指すところは動物園だ!
名城線 右回り側 サークル・ポイント 「1、2の3で励みましょう」をメロディー化。スポーツに励んでハツラツとしているイメージ。上り線にあたるため、上がる音階を繰り返し環状線を表現
左回り側 ランディング 「さあさあ、みんなで帰ろうよ」をメロディー化。下り線にあたるため、歴史の重みを感じさせる名古屋城のように厳かに下がっていく音階
名港線 金山方面側 変幻自在の海の色。「海水が七変化」するように、同じ音を繰り返しているうち、「玉虫色のパターン」が浮かび上がるようなイメージ
名古屋港方面側 ハッピータイム 「船を見ようよ港へ行って」をメロディー化。名古屋港へ向かう路線。港には海に関するテーマパークや イベント会場へ向かう楽しさがある
鶴舞線 上小田井方面側 ファンタジー 沿線には鶴舞公園や庄内緑地がある。公園で季節の花に憩いの時を求め 、ゆるやかな時間を過ごしながら昔を思い出すイメージ
赤池方面側 サンライト 「電車に乗って出かけるのは心おどるよ」をメロディー化。明るい日差しの中を颯爽と歩く若者たち。トンネルを抜ければ、みんなでおしゃべりを楽しめる公園や街路がある
桜通線 中村区役所方面側 チェリー モダンな建物やデザインされた街路樹がきれいなオフィス街。甘酸っぱい香りがするような、淡い恋もしてみたい。三拍子と二拍子の混合が、桜色という微妙な色彩を思わせる
徳重方面側 オーバル オーバル(楕円)の形が、これから成長する卵のような将来性を感じさせる。桜通線のように街の中心から外へ向かうときも、その逆のときも、「柔軟性」をモットーに進む
注…一部図のとおり使用していない駅がある

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