ご当地駅メロディー資料館
三陸鉄道釜石駅

釜石湾
風光明媚な釜石湾

釜石駅周辺のイメージ
(三陸鉄道リアス線釜石駅 発車)

 岩手県沿岸を走る三陸鉄道では2016年7月17日から、南リアス線(現・リアス線)釜石駅にオリジナルの発車メロディーを採用した。

 メロディーを制作したのは(株)音楽館代表取締役で音楽家の向谷実氏。鉄道ファンでもある向谷氏が旅行などで釜石をたびたび訪れ、その中で市の関係者と知り合ったことがきっかけで制作が決まった。三陸鉄道は2011年の東日本大震災で甚大な被害を受けたことから、復興支援の気持ちを込めてメロディー音源を提供した。制作にあたっては市職員の意見も取り入れ、その様子をインターネットの動画投稿サイト「ニコニコ動画」で公開。本来の乗降促進という役割よりもひとつの曲であるということを重視して、情緒ある駅周辺の様子をイメージし、乗客を引きつけるようなメロディーに仕上げた。

 向谷氏はこの発車メロディーを元に「風・そよぐ」というタイトルの楽曲も制作し、ヴァイオリニスト・大谷康子氏を迎えてレコーディングした。

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5番線(旧・三鉄線) 釜石駅発車メロディ[動]

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