ご当地駅メロディー資料館
えちごトキめき鉄道糸魚川駅

「ふるさと」歌碑 相馬御風旧宅
(左)駅前にある「ふるさと」の歌碑 (右)駅から北へ徒歩5分、「相馬御風旧宅」

相馬御風作詞曲
(えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン糸魚川駅 発車)

 童謡や民謡、早稲田大学や日本大学の校歌など、様々なジャンルで作詞に携わった詩人・相馬御風(1883-1950)が新潟県糸魚川市出身であることにちなみ、2000年1月20日からJR北陸本線(現・えちごトキめき鉄道)糸魚川駅の発車ベルを、彼が作詞した童謡「夏の雲」のメロディーに変更した。この年は彼の没後50周年であったこともあり、さわやかなイメージで乗車してもらおうという狙いから採用された。

 2002年3月23日には童謡「春よ来い」に変更。その後、童謡「ふるさと」や大正の流行歌「カチューシャの唄」を加えた計4曲が季節にあわせて使用されるようになった。メロディーは糸魚川市の夕方5時の防災行政無線のチャイムで流れる音源と同じものが使われており、これを編集して流している。曲ごとの使用時期は、同様に季節で曲が変わる防災行政無線のチャイムの切り替えにおおむね準じているが、年によって変わるタイミングは異なる。

 2015年3月の北陸新幹線金沢延伸開業に伴い、JR北陸本線は第三セクターのえちごトキめき鉄道に移管された。引き続き発車メロディーも使用されていた(但し車掌乗務列車のみ)が、2017年3月に新運行管理システムが稼働し放送設備が置き換えられたことで使用を取りやめた。現在では新幹線ホームで「春よ来い」が発車メロディーに使われている。

ホーム 使用時期
(2003年頃以降)
曲名 備考 使用期間
1・3番のりば 1月下旬〜4月上旬 春よ来い[動] 現在不使用
ワンマン列車
では流れない
2002年3月23日〜
2017年3月
4月上旬〜7月下旬 ふるさと[動] 2003年頃〜
2017年3月
7月下旬〜9月上旬 夏の雲[動] 2000年1月20日〜
2017年3月
9月上旬〜1月下旬 カチューシャの唄[動] 2003年頃〜
2017年3月

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