ご当地駅メロディー資料館
JR防府駅

防府まつり総踊り大会
防府まつり総踊り大会の様子。毎年多くの市民が参加している

防府おどり
(JR山陽本線防府駅 入線)

 山口県防府市にあるJR防府駅では、2011年3月14日にご当地音頭「防府音頭(防府おどり)」が入線メロディーに採用された。

 「防府音頭」は市民総出で踊れる曲をつくろうという企画で1968年に生まれた。作曲は同市出身で「小指の想い出」が代表作の作曲家・鈴木淳(1934-)、作詞は「矢切の渡し」「港町十三番地」などを手掛けた作詞家・石本美由起(1924-2009)、歌うのは演歌歌手・都はるみ(1948-)。「ちょるちょる、やっちょる、踊っちょる……」と山口弁のお囃子で始まり、「防府天満宮」「佐波川」といった市内の風景も歌詞に織り交ぜている。市民に愛されているこの曲を駅のメロディーに使おうという市観光協会の提案から実現した。

 当日は記念セレモニーも開催される予定だったが、11日に発生した東日本大震災を考慮し中止された。また毎年夏に開かれてきた「防府まつり総踊り大会」は2014年をもって終了し、現在は「夏の幸せますフェスタ」で踊られている。

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