吉田正メロディー
(JR常磐線日立駅など 発車)
昭和の歌謡曲を数多く手がけた作曲家・吉田正(1921-1998)は茨城県高鈴村(現日立市)出身。この功績を称え、日立市の「吉田正顕彰事業」の一環として彼の曲を後世に伝えることを目的に、市内のJR常磐線各駅の発車メロディーが彼の作品になっている。日立駅は先行的に2005年10月6日から、その他の駅は同年11月1日から使用している。20種類近くの発車メロディー用編曲を用意し、市民や委員会の意見を交えながら選曲した。メロディーの制作は(株)サウンドフォーラムが担当している。
「いつでも夢を」は橋幸夫と吉永小百合のデュエット曲。1962年にレコード大賞を受賞し、これがきっかけで「吉田正賞」が制定された。「恋のメキシカン・ロック」(橋幸夫)は、発表の翌年に開催されたメキシコシティオリンピックにちなんでつくられた。「公園の手品師」を歌ったフランク永井は、独特の低音ボイズで人々を魅了した。
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