ご当地駅メロディー資料館-ご当地メロディー
JR広野駅

広野駅舎 「汽車」の歌碑
広野駅舎(左) ホームには「汽車」の歌碑がある(右)
童謡のまち広野町
(JR常磐線広野駅 発車)

 福島県広野町のJR広野駅では、2008年3月17日から発車ベルを地元ゆかりの唱歌「汽車」と童謡「とんぼのめがね」の2曲に変更した。「童謡のまち」として観光PRを図りたい同町が企画。音源製作費及び工事費約100万円、著作権料年間2万1千円は町が支出した。

 下りの唱歌「汽車」は、作詞者とされる大和田建樹(1857-1910)が旅行の際に通った広野駅付近の情景を歌ったものといわれている。上りの童謡「とんぼのめがね」は、町の内科医・額賀誠志(1900-1964)が往診へ行った際、とんぼと遊んでいた子供を見て作詞した曲。但し「汽車」について、町では「作詞者は大和田」「歌詞の『広野原』が広野を指している」という俗説が広まっているが、これには辻褄が合わないという意見もある。音楽関係者の間では作詞者不詳とされ、更に可能性の高い別の作詞者の存在もあり、研究によって同町とはほぼ無関係といわれている。

 常磐線の当駅を含む区間は、2011年3月11日に発生した東日本大震災と福島第一原子力発電所事故の影響で不通となっていたが、同年10月10日に当駅より南側までの区間で運転を再開した。当駅より北側は、2014年6月1日に2つ先の竜田駅まで運転を再開するまで3年以上に渡り不通となっていたため、それまでは仮設ホームを設置し、発車メロディーは1番線のものが代用されていた。

 2021年10月1日に駅が無人化されたため、駅員操作で流していた発車メロディーも廃止された。ただし普通列車に限り車両にこのメロディーが内蔵されたため、乗務員操作で車両スピーカーから流れる場合がある。

ホーム 曲名 備考
1番線(下り) 汽車[動]  
仮設 2011年10月10日
〜2014年5月末
2番線(上下) 下り
とんぼのめがね[動] 上り
3番線(上り)  
※2021年10月以降は普通列車のみ(車両スピーカーから流れる)
※2021年9月まで放送は駅営業時間のみ(2020年3月時点で8時35分〜16時55分)

※当初約1か月は曲が終わらないエンドレス形式だった

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