ご当地駅メロディー資料館-ご当地メロディー
わたらせ渓谷鐵道花輪駅
ホームにあるうさぎとかめの像 童謡ふるさと館
ホームにあるうさぎとかめの石像(左)
童謡ふるさと館では石原の功績を展示。神戸(ごうど)駅からバスで4分(右)
うさぎとかめ
(わたらせ渓谷鐵道花輪駅 発着)

 群馬県桐生市と栃木県足尾町を結び、トロッコ列車が観光客に人気のわたらせ渓谷鐵道。その途中にある花輪駅(群馬県みどり市)では、列車の発着にあわせて童謡「うさぎとかめ」が構内に流れる。

 この曲を作詞した石原和三郎(1865-1922)は上野国花輪村(現・同市東町花輪)の出身。教育に強い関心を持っていた石原は13歳(数え年)にして助手教員になり、1891年には母校の旧・花輪小学校の校長となった。教育現場から離れた後は国語の教科書の編さんに携わる傍ら、作詞家としても活動。当時の子供向けの歌は難解な文語体で書かれたものが多かったため、子供にも理解でき親しみやすい曲をつくろうと口語体の歌詞を取り入れ、童謡の普及に貢献した。ほかにも「金太郎」「大黒様」「花咲爺」といった作品を残し、「童謡の父」と呼ばれる彼の存在は旧村民の誇りになっている。

 1999年4月、集会所を併設した新駅舎に建て替えられたのを機に放送設備が設置されている。キングレコード社が昭和中期に制作したレコード音源が使われている。

ホーム 曲名 備考
(上下) うさぎとかめ[動] 日中のみ流れる

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