ご当地駅メロディー資料館-ご当地メロディー
わたらせ渓谷鐵道花輪駅
花輪駅
花輪駅(左) ホームにあるうさぎとかめの石像(右)
うさぎとかめ
(わたらせ渓谷鐵道花輪駅 発着)

 群馬県と栃木県を結び、トロッコ列車が観光客に人気のわたらせ渓谷鐵道。その途中にある花輪駅(群馬県みどり市東町)では、列車の発着時に童謡「兎と亀(うさぎとかめ)」がホームに流れる。
 この曲を作詞したのは、同町の前身である旧・勢多郡東村出身の石原和三郎(1865-1922)。石原は教育に強い関心を持ち、13歳(数え年)にして助手教員になり、1891年には自身の母校でもある旧・花輪小学校の校長となった。教育現場から離れた後は国語の教科書の編さんに携わる傍ら、作詞家としても活動。この時手掛けた「兎と亀」はイソップ童話をもとにした歌で、1901年に出版された『幼年唱歌 二編上巻』に掲載された。石原はほかにも「金太郎」「大黒様」「花咲爺」といった作品を残しており、「童謡の父」と呼ばれた彼の存在は旧村民の誇りとなっている。1989年には彼の顕彰を目的に「童謡ふるさと館」がオープン。現在は廃校となった花輪小校舎を利用した「旧花輪小学校記念館」でも、石原にまつわる資料やゆかりの品が展示されている。
 駅メロディーの使用開始時期は特定できなかったが、1999年4月には駅舎が改築、2002年には県の補助金を活用して構内に観光案内板やベンチなどが設置されていることから、これと同時期ではないかと考えられる。


ホーム 曲名 備考
(上下) うさぎとかめ[動] 日中のみ流れる

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