夕焼け小焼け
(JR中央線など八王子駅 発車)
東京都八王子市が童謡作家・中村雨紅(1897-1972)の出身地であることにちなみ、2005年12月25日から、彼が手掛けた代表曲「夕焼け小焼け」がJR八王子駅の発車メロディーになっている。地域ゆかりの曲を使うことで地元との一体感をつくり、親しみを持って利用してもらおうとJR東日本八王子支社が企画した。
雨紅は旧・恩方村(現在の同市上恩方町)出身で、この曲は生まれ育った故郷をイメージして作詞されたと言われている。生家近くには西東京バスの「夕焼小焼」停留所が設置されており(飾りではなくちゃんと乗降可能)、そばにある「夕やけ小やけふれあいの里」では雨紅に関する資料を展示している。
メロディーの制作は(株)サウンドフォーラム。ワンフレーズながら、夕方のチャイムでも聞き慣れた有名な曲だけあって印象に残りやすい。おかげで朝から晩まで夕焼け気分になってしまう。
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