ご当地駅メロディー資料館-ご当地メロディー
JR阿蘇駅

阿蘇駅
阿蘇駅
阿蘇の恋唄
(JR豊肥本線阿蘇駅 発着 特定列車)

 JR阿蘇駅(熊本県阿蘇市)では民謡「阿蘇の恋唄」が発着メロディーに使われている。この曲は「火の国・熊本」の象徴である阿蘇山や、周辺に形成されたカルデラ地形といった雄大な自然が広がる阿蘇の風景を歌っている。1948年につくられ、地元のバスガイドが歌ったことから人気が出て広まった。長らく阿蘇を代表する曲として親しまれてきたが、観光ブームも去り、近年は耳にする機会が少なくなっていた。
 しかし2013年、JR九州が運行を始めた豪華寝台列車「ななつ星」が阿蘇駅に立ち寄るようになったことから、同時に駅構内にできたレストラン「火星」のBGMにこの曲を流すようになった。これに続いて、2014年3月19日からは駅のホームでも特急列車発着時に曲を流し始めた。ところが、著作権者が不明確で許諾が得られていなかったことから、すぐに使用を取りやめてしまった。
 この問題を解決するために、作詞した故・松本芳朗の娘が奔走。権利者を探して許可をもらい、2015年3月27日から改めて発着メロディーに採用され、当日は盛大に記念イベントが行われた。曲は現代風にアレンジされた歌詞つきのもので、阿蘇を拠点に活動する音楽デュオ「Viento」が演奏し、県出身の民謡歌手・瀬井真奈美が歌っている。放送は1番と3番の約4分で、駅営業時間の6時30分〜18時40分に発着する特急列車で流れる。
(参考:2015年3月28日熊本日日新聞、2015年5月1日朝日新聞熊本版)


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